あなたは自分の肌が何タイプか知っていますか?おそらく知らない人の方が多いと思います。
ベタつくときもあるし、乾燥しているときもあるから自分の肌が何タイプになるのか‥ということを考えたこともないし、肌質がタイプ別に種類があることさえ知らなかったという人が結構多いのです。
スキンケアアイテムや化粧品を選ぶときに自分の肌質が何タイプに属するのかを知っているだけでどんなアイテムを買えばよいのか分からない!ということにならないので迷う時間を短縮することが可能になります。
今回は肌にはどんなタイプがあって、肌のタイプ別のスキンケア方法をお伝えしたいと思います。
目次
人の肌質は大まかに4つに分けられる
人の肌質は大きく分けると4つに分けることができます。
これからそれぞれの肌質の特徴をお教えしたいと思います。
ご自分の肌質が何タイプになるのかチェックしてみましょう!
口コミで人気だった化粧品を買ったのに全然自分の肌と合わなかった‥
せっかく買ったのに少ししか使えなくて残念‥ということからサヨナラしましょう!
普通肌(ノーマルスキン)
肌質でいうと一番理想的な肌質なのが普通肌です。
ノーマル肌やノーマルスキンと言われることもあります。
皮脂の分泌量が適度で肌の水分量も良い状態にあるものを言います。
水分量と皮脂量も普通で(バランスがとれている)肌にツヤがあり肌トラブルも少なめなのが特徴です。普通肌の状態に自分の肌をもっていくことが理想といえます。
ただ普通肌は季節の変わり目に肌の調子が悪くなりやすく、それ以外は比較的調子が良いという
場合が多く、当てはまる人は普通肌タイプの可能性が高いでしょう。
季節の変わり目にはスキンケア方法を変えたりして肌トラブルを未然に防ぐよう意識しましょう。特に冬は乾燥が強くなるのでしっかりと保湿し肌の潤い保つようにしてください。
夏になるとTゾーンのテカリが気になるという場合も保湿がキーポイントです。
普通肌の人は【油断をしない】ことが健やかでキレイな普通肌を保つコツになります。
季節の変わり目に注意しながら必要に応じて水分と油分の補給を肌に取り入れてあげることでキメ
の整った美しい肌をキープすることができるでしょう。
脂性肌(オイリースキン)
脂性肌はその名のままに皮脂量が多い肌質をいいます。
オイリー肌と呼ばれることもあります。脂性肌の人はメイクが崩れやすく、肌がテカりやすい傾向にあります。皮脂が多いので大人ニキビや吹き出物などの症状に悩まされることがあります。
原因は遺伝性のものと、ホルモンバランスの乱れ、食生活、スキンケア方法が間違っている
といった要因が考えられます。
原因は何であれ過剰に皮脂が分泌されているので、皮脂とファンデーションが混ざり合ってしまいやすくメイク崩れが気になってしまうことがあります。
また脂性肌の人は皮脂量は多いのに肌の内側にある水分が少ないという状態にあります。
少ない水分を補おうとして皮脂が多く出ている状況なのでしっかりと水分を補ってあげることが
脂性肌の人には大切なポイントとなってきます。
あと油っこい食生活が多い場合も皮脂量は多くなるので普段の食事バランスも見直してみることをオススメします。
乾燥肌
乾燥肌は水分量も皮脂量も少ない状態の肌のことをいいます。
ドライスキンとも呼ばれたりします。肌がカサカサしていたり、ツヤもない、白い粉をふくことがあったり、洗顔をしたあとは肌がつっぱるような感じがする人は乾燥肌の可能性があります。
肌のキメは細かいのに目尻や口周りに小じわが目立つことがあります。
肌に潤いが欠けている状態なので、小じわが目立ちやすい肌質になります。
乾燥肌は肌のバリア機能が低下している状態なので肌トラブルがおこりやすい環境にあります。
乾燥肌は顔だけでなく入浴後に全身がカサカサするという症状が見られたりします。
乾燥肌の人はしっかりと【潤いを意識した保湿】をしてあげることが大事なポイントです。
水分だけでなく油分も補ってあげることをオススメします。
乾燥肌は外的要因を受けやすい敏感な状態なので敏感な状態を改善するには肌のバリア機能を
高めることが大切になってきます。
混合肌(コンビネーションスキン)
4つに分けられる肌質の中で意外にも多いのが混合肌タイプです。
実は日本人のほとんどの人が混合肌と言われています。
混合肌は部位別で症状が変わってくるのが特徴です。Tゾーン(おでこから鼻にかけて)はテカリやすく皮脂が目立つのに対しフェイスラインや頬は乾燥していることがあります。
顔の部位によって肌質が違うのが混合肌といいます。
分かりやすくいうとTゾーンはテカリ・Uゾーンは乾燥しているという特徴があります。
混合肌の人は肌の乾燥や大人ニキビなどの肌トラブルが多く見られがちです。
混合肌の原因と言われているのが肌の乾燥・睡眠不足や間違ったスキンケア、バランスの悪い
食生活、ストレスなども関わってくるので混合肌の人は普段の生活習慣の見直しをしてみると
混合肌になってしまう原因が見つかるかもしれません。
肌タイプ別のスキンケア方法とは?
どの肌質にも共通する基本のクレンジングと洗顔方法
メイクをオフするときに使うクレンジングはオイルタイプではなくジェル、もしくはミルクタイプを使用することをオススメします。
オイルタイプは皮脂を余分に落としすぎて乾燥肌を招いてしまうのでクレンジングオイルは
なるべく避けるようにしましょう。メイクが濃くなったときなど以外はミルクタイプで十分です。
そしてなんといっても洗顔は柔らかくてきめ細かい泡で顔全体を洗い流すことが大切になって
きます。洗い流すときの水の温度はぬるま湯にすることを忘れずに。
メイク汚れや古い角質、皮脂などをぬるま湯でスッキリと洗い流したあとは丁寧に保湿を
しましょう。肌を洗うときにゴシゴシとこすって洗う人がいますがそれだと肌に負担をかけて
しまうので優しく包むようにして洗顔をしましょう。
そして洗顔が終わったら清潔なタオルで拭き取り肌の保湿を心がけましょう。
カサカサする乾燥肌のスキンケア
肌のバリア機能が低下しやすい乾燥肌の人は、肌に水分と油分を補ってあげることが大切になってきます。そして乾燥肌の場合は外的要因の刺激に敏感なので低刺激なスキンケアアイテムを使う
ようにしましょう。化粧水などはノンアルコールのものを使用し、乳液やクリームなどは保湿効果が高く、保湿が持続するものをチョイスするようにしてください。
夏場などはさっぱり系の重たくない化粧水を使用したくなりますが、しっとり系の高保湿な化粧水で乾燥肌を潤してあげることも大切です。
また、乾燥肌の人は肌が自ら皮脂膜を作れるような状態にすることが大事なポイントとなって
きます。運動をする習慣を取り入れると汗を適度にかくようになるので肌のターンオーバーも促進されて肌も適度な皮脂によって守られるようになるので肌の状態が良くなる効果を期待することができます。
油分に気をつけよう!脂性肌
脂性肌の人はテカリや大人ニキビ、毛穴の開きなどでお悩みだと思います。
特にTゾーンのテカリや毛穴の開きは目立ってしまいますし、メイクも崩れやすくなるので
もったいない!
そんな脂性肌の人は【食生活】が悩みを改善する大切なキーポイントになってきます。
それは【油分・糖分の摂りすぎ】が原因の1つとして考えられます。
特に日本人は平均して一日の食事から摂る糖質量が多いと言われています。
そこに揚げ物や油分の多いスイーツなどを日常的に食べている頻度が高い人ほど脂性肌の確率が
高くなります。チョコレートやケーキなどを食べるとニキビができやすいのは油分が多いだけ
でなく糖分も多いからです。
その他でいうと清涼飲料水はとても糖質が多い飲み物なので油断大敵です!
どんなに高価でお肌に良いと言われているスキンケアアイテムを使ったとしても食生活が
乱れていては意味がありません。私達のカラダは每日食べる食事から作られています。
脂性肌でお悩みの人は一度【食事】と【油分と糖質の量】の見直しをオススメします。
どの肌質にも共通する【食生活】
手軽だからとついついコンビニ食品や惣菜などを体内に取り入れることは素肌のコンディションに大きく関わってくるのでこれらの食事をチョイスするなんてもってのほかです。
極力添加物を避けて、自然由来の調味料を使用した自炊を心がけるようにしましょう。
每日食べているものが自分の体を作っていきます。数週間後、数カ月後、数年後の体の事を考えたときは毎日食べる食品に気をつけることが健やかでキレイな肌と健康的な人生を送る土台作りに
なってくれるでしょう。
また夕飯を食べから翌日の朝食まで12時間は空けるようにするとずっと働きっぱなしの内臓を
休ませることができるのでカラダの内側からキレイになることができます。
内臓を休ませることを意識するだけでも内臓の機能が活性化するので夜中の間にキレイな肌を再生してくれるでしょう。
特にビタミンAやB2・B6などは皮膚や粘膜などを保護してくれて女性が避けたい肌トラブルから守ってくれる働きをしてくれるので意識して摂取したい栄養素です。
動物性タンパク質よりも植物性のものを多く食べることを意識するだけでも肌のコンディションは良い方向へ変わっていくでしょう。
まとめ
意外と知らない自分の肌タイプではないでしょうか。
今回は肌タイプ別のスキンケア方法というテーマで記事を書いてきましたがいかがでしたか?
自分の肌質を知ることで每日使うスキンケアアイテムや化粧品はどんなものが良いのかを知ることができるので肌の状態が良くなることをかなり期待することができると思います。
女性が憧れる【理想のキレイな肌】へ近づくことも!是非参考にしてみて肌トラブルのない毎日を送ってください。