【汗・テカリ・乾燥・陽射し…】夏の肌が喜ぶスキンケア4選

もうすぐ暑い夏がやってきます。暑い夏といえば花火や海、キャンプといった野外で楽しむ楽しいレジャーが満載!ですがオトナ女子はそうもいきません。
夏の肌はとっても疲れを溜めやすく、溜め込んだ肌の疲れが秋から冬にかけて色んな肌トラブルとなって肌に症状が現れやすい状態になります。
特に近年の日本の夏は、厳しさを増すばかりで、カラダとお肌にとってとても過酷な環境とも
いえます。だからこそ夏の肌が喜ぶスキンケアをしてあげることが大事!
自分のお肌が喜ぶスキンケアを取り入れて夏の暑さに負けないよう元気をチャージしてあげましょう!

紫外線、エアコンで夏の肌は乾燥している!夏の乾燥の原因とは?

では夏の肌から水分を奪い、潤いを無くしてしまう夏の乾燥の原因とは一体どんなものがあるのでしょうか。夏の肌に疲労を与えてしまう原因をいくつかチェックしてみましょう。

ご存知だとは思いますが、人間は暑くなると皮脂腺から汗を放出して、皮膚表面の温度を下げて
冷やそうとします。軽い運動をしたときみたいに気持ちのいい汗ならいいのですが、酷暑の場合は汗が大量に出てきます。その場合は大量に出る汗と一緒にキレイな肌を保つために必要な潤い成分も流出してしまうので、汗をかいているから潤っていると思いがちですが実は肌の内部はカラカラの状態になりやすいのです。
汗をかくとタオルなどで肌を抑えたり、汗を拭ったりする回数が増えるので、肌とタオルとの間に少なくとも摩擦が起きているので、肌にゴワつきや乾燥を感じるシーンが多くなってきます。

紫外線

紫外線‥その言葉を聞くとまず良いイメージもありませんし、肌にとっても大きな悪影響を与える原因の1つです。私たち人間の皮膚を黒くしたり、最悪の場合は病気を引きおこす原因になることもあります。紫外線が皮膚がんや肌の老化と深く関係していることはもう常識です。
肌が紫外線に当たり続けることによって皮膚のハリや弾力を保つ働きのあるコラーゲンや
エラスチンが減少していきます。

コラーゲンやエラスチン減ってしまうと肌のハリや弾力を保てたくなるということは皮膚の内部にある潤い(水分)も蒸発してしまうのです。
水分が肌の内部に少ない状態だと紫外線の影響をダイレクトに受けやすくなってしまいます。
肌の潤いを維持していくことが難しくなると、肌のバリア機能が失われてしまうので肌を守ろうと角質を厚くしていきます。そうすると肌にとって必要な栄養素が内部に浸透しづらくなるので、
余計に乾燥が悪化してしまう…ということに繋がることも。

それに肌の老化の8割は紫外線が原因と言われています。
紫外線は老化を促進してしまうので、見た目年齢を大きく左右します。シミだけでなくシワやたるみも引き起こすので、特に夏は紫外線対策を念入りにすることが肌を乾燥や強い陽射しから守る大切なケアです。

夏バテ・栄養不足

夏は暑さのせいで食欲も落ち気味です。
冷たいアイスクリームやかき氷、サッパリ食べれるそうめん、冷たい飲み物といった食べ物は内臓の働きを低下させてしまう原因になります。内臓が冷えてしまうとさまざまな症状が現れやすく
なります。冷え性・肌荒れ・太りやすくなる・疲れがとれない・下痢・食欲不振といったものが
出てきます。

夏場の食欲不振=夏バテと言われますが、それはバランスのとれた食生活ができていないこと・
食事の量が少ないことなどが引き金になります。
人間のカラダや肌は食べているものでできているので、食事の仕方と内容が乏しいと栄養不足に
なってしまい、肌に疲れや老けが見え始めてきます。

スキンケアがさっぱりしている

他にも夏は汗や皮脂の影響でテカリやベタつきが出てきます。
ベタつきを気にしてか、スキンケアアイテムをしっとりするものではなく、サッパリタイプに変更する人がいますが、それは夏の肌にとっては嬉しいことではありません。
一番してはいけないのは【化粧水だけ】でスキンケアを終わらせてしまうこと。
化粧水や美容液などでお肌の中に水分を浸透させたあとは、水分が蒸発しないように油分で
しっかりと蓋をしてあげることが重要!

紫外線、強い陽射し、汗、夏バテなどによって肌は疲労気味なうえに、砂漠のように乾燥して
います。その疲労してしまった肌をてっとり早く癒やしてあげるには【スキンケア】が一番大切
です。
砂漠状態の肌に水分を与えてあげたら、乳液やクリームなどで潤いが逃げないようケアを
してあげましょう。

過酷な環境に負けない!夏の肌ケアの方法

では、夏の過酷な環境に負けないようお肌に元気をチャージするにはどんな方法が良いのでしょうか。夏の肌が疲れている原因はエアコンによる乾燥と紫外線によるダメージ、内臓の冷えなどが
あります。特にエアコン・紫外線による乾燥は【保湿】が大事なキーポイントです。
エステサロンなどに行って美容のプロのチカラを借りるのももちろん大事ですが、家でできる簡単なセルフケアをいくつかご紹介します。
夏がこれから本格化してくるまえに肌に元気と潤いをチャージしてあげませんか?

シートマスク

ジメジメする梅雨や強い陽射しと紫外線から肌を守るには普段のスキンケアに紫外線ケアと
美白ケアを取り入れることが大事です。
特に暑くてジメジメする時期は、

・ベタつき
・テカリ
・毛穴の開き
・メイク崩れ

といった肌トラブルに悩みがち。そんなときにオススメなのがフェイスマスク!
フェイスマスクやシートマスク、パックなどと呼ばれることもあります。
シートマスクは特別な日に使うもの。と思われる人も多くいるかもしれませんが、
肌に疲労が溜まりやすい今からの時期は是非毎日でもシートマスクを取り入れてほしいもの。
最近はパックもドラッグストアなどで色んな種類のものが発売されていて、値段も手頃なものが
多いので購入しやすいと思います。
値段が手頃なのに、保湿力が高いものや、美容液1本分の成分が含まれているものなど、プチプラなのに優秀なシートマスクが揃っているので、お風呂上がりなどに水分と潤いを補給する役割と
して、取り入れてみてはいかがでしょうか?

最近ではメイク崩れを防ぐ意味でも、朝のスキンケアタイムのときにパックをしているオトナ女子もいます。朝にシートマスクをすることで肌にとことん潤いを浸透させることができ、メイク崩れの原因である皮脂の分泌を抑えてくれる効果も!

蒸しタオル

蒸しタオルにはたくさんの美容効果があることをご存知でしょうか。
よく目が疲れたときに温かいタオルを目の上に乗せて血行を促進し、疲れを癒やすという方法が
ありますが、それは美容の面でも同じ効果があるんです。
蒸しタオルで顔をじんわりと温めることで顔の表面の血行を良くしてくれ、くすみやクマといった疲れ顔の原因を解消してくれます。血行が良くなることで、顔に溜まっていた老廃物も血行と一緒に取り除かれるので、むくみもとれて、スッキリとした小顔になれます。

何よりも肌のターンオーバーが促進されやすくなるので、紫外線やエアコンで受けた肌細胞の
ダメージを早く修復してくれます。
小鼻にたまった毛穴の黒ずみなども蒸しタオルで取り除くことが可能ですよ。

角質ケア

こういった肌の悩みを抱えていませんか?

・肌のくすみが気になる
・毛穴が目立つ
・化粧水が浸透しない
・メイクのりが悪い
・肌にゴワつきを感じる

こういった肌の悩みは冬よりも夏に多く出てきます。これらの肌の悩みは【角質ケア】で改善することが可能です。強烈な紫外線や高温多湿な環境で過ごした肌は、かなり疲労を溜めています。
そのせいでさまざまな肌トラブルを引き起こしやすくなっています。
その1つに肌の角質が厚くなってしまって、スキンケアアイテムの成分の浸透が悪くなり、乾燥が加速してしまう。という症状が現れてきます。
せっかくの化粧水や美容液などの潤い成分を肌の内部まで浸透させないと、キレイな肌を保つことはできません。肌表面に溜まった古い角質をオフして、化粧品の浸透率をアップさせることで水分と潤いを肌にチャージします。
その後には水分が逃げていかないように、乳液やクリームで薄い皮脂膜を張りましょう。

角質ケアは毎日行うものではないので気をつけましょう。
週に1回~2回くらいが目安です。

夏は美白有効成分が入ったアイテムを使用する

夏になるとシミやそばかすが濃くなったり、新たにできていることありませんか?
シミやそばかすを予防するにはシミのもとであるメラニンの生成を抑え、防ぐ美白有効成分が配合されているスキンケアアイテムを使用することをオススメします。

これらのアイテムは夏が来る前からしておくことが大事です。
夏が来てから美白を意識しても遅いのです。
美白効果がある!と厚生労働省で認められている有名な成分が以下のものになります。
・トラネキサム酸・m-トラネキサム酸
・アルブチン
・コウジ酸
・ビタミンC誘導体

他にもいくつかありますが、代表的な成分でいうならこれらのものになります。
厚生労働省には認められていませんが、ハイドロキノンも高い美白効果があります。
ハイドロキノンは医薬部外品の美白有効成分としてはまだ認められていませんが、ハイドロキノンは【漂白剤】と言われるくらい美白効果が高く皮膚科などで処方されている美白成分の1つです。

ニキビなどでお悩みの人にはビタミンC誘導体が配合されているものがオススメです。
ビタミンC誘導体配合のアイテムは、美白もしたいけれどニキビの予防もしたい!という人には
ピッタリです。

まとめ

今回は夏の過酷な環境に疲れてしまいがちな肌を喜ばせるケアというテーマでしたが、
いかがでしたか?
紫外線や強い陽射し、エアコンによる乾燥、夏バテによる栄養不足といった要因で、夏はカラダの内側も、お肌も元気が足りない状態です。
夏の肌は乾燥をどうリカバリーするかが勝負です。リカバリーはセルフケアでも十分に可能です♪
お肌の潤いと元気チャージは毎日のスキンケアから!