【知ってた?】いまや性別関係なく「脱毛」する時代!気になる脱毛の種類とメリット・デメリット

女性が見た目を気にする部分といえば肌やボディライン。
‥ですが肌やボディラインと同じように気になるのが「ムダ毛」ではないでしょうか。
昔の女性はカミソリや毛抜きなどでムダ毛を自己処理することが多かったのですが、
ここ10年くらいは「美容脱毛」が主流になっています。
それだけ日本の女性の美意識が高くなってきているということ!
美意識の高い女性が増えるにつれて脱毛サロンや脱毛方法も増えています。
そこで今回は女性のたしなみともいえる「脱毛」の種類や種類ごとのメリット・デメリットをご紹介します。

ムダ毛の自己処理は危険?!

脱毛サロンに通いたいけれどお金がかかるから行きたくない‥という人も多くいます。
お金がかかるくらいならめんどくさいけれど自己処理を続けていたら、知らず知らずのうちにお肌に負担をかけている可能性があります。
自己処理で使うものといえば、
・カミソリ
・毛抜き
・セルフワックス脱毛
・除毛クリーム

などだと思います。特にカミソリが一番手軽ですぐにムダ毛を処理できるので持っている人も多いでしょう。

カミソリで長年自己処理をしていると、カミソリの刺激による色素沈着・乾燥・埋もれ毛などが表れやすくなります。
肌の表面の毛をカミソリで剃っているので毛が伸びてくるとチクチクとするので、マメに剃らなければならなくなります。
そうすると肌の角質を傷つけてしまうので肌荒れや炎症といった肌トラブルを引き起こすこともあります。
それにムダ毛と一緒に角質も剃ってしまうので乾燥肌を引き起こすことも。

毛抜きだと毛穴がブツブツになり毛穴が開いてしまいます。毛抜きを使うと長くの伸びた毛が皮膚の中に入り込んでしまって埋没毛の原因になることも。
埋没毛を抜こうとして薄い皮膚の膜を剥がすとそこに細菌が入り込んで、炎症を起こすこともあるので要注意です。
それに毛抜きで自己処理を続けていると寒くもないのに鳥肌になる場合もあります。
見た目的にも美しくないのが大きなデメリットといえます。

海外では主流である脱毛方法はワックス脱毛なのをご存知でしょうか。
人気海外ドラマ「sex and the city」でワックス脱毛が出てから日本でも取り入れられるようになり、多くのワックス脱毛サロンも増えたりドラッグストアなどにもセルフでできるワックス脱毛が発売されています。
短時間でムダ毛がなくなり、不要な角質も一緒に取り去ってくれるのでツルツルスベスベにはなりますが、人によっては「痛い」「肌が荒れる」とダメージが多少なりともあるのがデメリット。
毛根から取り去っているので毛が生えてくるまでに時間はかかりますが、必ずまた生えてきます。
皮膚が弱い人にはオススメできない脱毛方法です。(とくにセルフで行うタイプのものは避けておいたほうが無難でしょう。)

ドラッグストアなどにいくと除毛クリームが売ってあるのをみたことがある人も多いと思います。
除毛クリームは手軽に使用できるので、デリケートなパーツにも使えるもの・男性のヒゲにも使用できるものなど種類も多く販売されています。
カミソリで行う自己処理と比べると、仕上がりが自然でキレイというメリットもありますが、
除毛クリームというだけあってムダ毛を物理的に溶かす働きがあるので、肌荒れをする人が多いのも事実です。
種類としてはムダ毛を溶かすものと、毛の主成分であるタンパク質を分解するものの2つがあります。

自己処理であらわれる主な肌トラブル

手軽にできるムダ毛の自己処理ですが、そのぶん肌トラブルと結びつきやすいデメリットがあります。どんな肌トラブルが起こるのかいくつかお伝えすると以下のものになります。
・埋没毛(埋もれ毛)
よく脇のムダ毛を毛抜きで行った事がある人は一度や二度は経験があるかと思います。
カミソリや毛抜きの自己処理後によく見られる肌トラブルです。
毛の再生サイクルよりも皮膚の再生が早いと毛穴を塞いでしまうので、皮膚の下で毛が成長して埋没毛になります。
自分で埋もれてしまった毛を抜こうとすると炎症が起きやすくなり、痕が残ってしまうこともあります。

・色素沈着
肌をキレイに見せる・肌触りを良くするために行ったムダ毛処理なのに、自己処理を繰り返すことで肌が黒ずんでしまうことがあります。
特に脇などはカミソリや毛抜きの処理だけでなく皮膚同士の摩擦もあって、色素沈着を起こしやすい部分でもあります。

・乾燥・肌荒れ
ムダ毛の自己処理を行っている人で一番経験するものといえば「乾燥」だと思います。
肌の角質にダメージを与えるので肌の潤いやバリア機能は低下し、乾燥を招きます。
肌が乾燥するとバリア機能が弱くなり外部刺激に敏感に反応しやすくなってしまいます。
乾燥が進むと粉を吹いたり、かゆみが出てきたりします。かゆみが出てくると皮膚をかいてしまうので肌荒れを進行させてしまいかねません。

・毛嚢炎
ワックス脱毛や毛抜きなどで毛を処理したあとは毛穴が開いている状態になります。
開いた毛穴から細菌が入って炎症を起こすことがあります。
白くてプツプツしていたり、悪化すると化膿してニキビのようになったりします。

脱毛の種類

光脱毛

光脱毛はフラッシュ脱毛・IPL脱毛・プラズマ脱毛と呼ばれたりする脱毛になります。
黒色(メラニン)に反応させて、熱で毛に栄養を送っている毛乳頭にダメージを与えることで次の毛を生えてこなくするものになります。(毛周期を狂わせるのが目的)
黒い色素に反応するので、もともと毛の色素が薄いひとやうぶ毛、金髪の毛を持っている海外の人には反応しないと言われています。
光を当てたからといってすぐに毛がなくなるわけではありません。
だいたい2周間前後で脱毛効果がわかるようになっているので、すぐにムダ毛のないツルツル肌になれるわけではないということを知っておきましょう。
光脱毛は毛周期に合わせて光を当てなければいけないので、2~3ヶ月に1回のペースで来店しなければいけません。
脱毛完了までだいたい一年~一年半かかると言われています。
時間はかかりますが肌が弱い人には光脱毛がオススメです。料金もお手頃価格~高めのところまでサロンによって違います。
光脱毛は家電脱毛器でも可能になっています。(効果効能には個人差あるようですが‥)
サロンに通う時間を作るのが億劫な人は、ちょっと高いですが家電脱毛器を購入するのも有効な手段でしょう。

医療レーザー脱毛

主に美容皮膚科や皮膚科においてある脱毛機械になります。
医療レーザー脱毛はレーザーを照射して毛母細胞(毛根にある毛をつくりだす細胞のこと)を破壊することで、ほぼ半永久的に毛を生えなくさせる脱毛のこと。
レーザーが黒っぽい色に反応する特徴をもっている性質を利用します。
そしてレーザーは医療機関でしか取り扱うことができません。
なので医師のいる医療機関や病院でないと受けることができないのです。

レーザーを照射するので光脱毛に比べて刺激が強めです。施術中のレーザー光が目を刺激しないよう保護用のサングラスを装着します。
レーザーなので肌を保護するために冷却ジェルをぬり医療レーザーを当てます。
出力も照射範囲も広いので、比較的短時間で終わらせることが可能です。
通う頻度も光脱毛と同じくらいで、脱毛完了まで5回~8回程度で終わらせることができます。(毛の濃さや量など個人差あり)
脱毛効果も高いので料金は高めです。

ニードル脱毛

脱毛の種類の中でも一番長い歴史を持っているのが針脱毛。(ニードル脱毛と言われたりします。)
ニードル脱毛という名前のとおり針を使用して毛の1本1本を完全に生えなくしていく脱毛方法になります。
針を毛穴の1つに差し込んで、微弱な電流・または高周波を流すことで毛根部を破壊し、毛の再生を拒みます。
毛の1本1本を確実に処理してくれるので、他の脱毛方法と比べて永久脱毛効果が一番高い脱毛です。
ただ1本ずつ処理していくので施術に時間がかかるのがデメリットでもあります。
極細の針とはいえ毛穴に刺していくので痛みを感じる人もいます。
通う頻度は3週間に1度で、だいたい一年くらいで脱毛が完了します。
料金は高め。そのぶん脱毛効果が高いので金銭的に余裕のある人・確実に毛をなくしたい人はニードル脱毛がオススメです。

ワックス脱毛

最近ではワックス脱毛をしている人がかなり増えています。(特に夏になると肌を見せる機会が多く乗るのでワックス脱毛をする人が増えます。)
サロンで行う場合は、脱毛専用のワックスを人肌に温めて脱毛する範囲に塗ります。少し時間をおいたら剥がしていきます。
一気にまとめてムダ毛を処理することができるので、VIOならだいたい1時間もあればキレイに処理することができます。
古い角質も毛と一緒に剥がしてくれるので、ツルツルした透明感のある肌になれます。
毛根から抜き取っているので次に生えてくるまでの期間が比較的長めなのが大きなメリット!
そして何回か繰り返すと毛がだんだん薄くなってきます。
カミソリで処理したあとに生えてくる毛はチクチクしていますが、ワックス脱毛だとチクチクすることがありません。
手軽にできるワックス脱毛ですが、毛をまとめてワックスで抜き取るので痛みを伴うのがデメリット。
毛や角質を一緒に抜き取るときに肌へのダメージも多少あるので、終わったあとのケアがとても大切になってきます。
料金は光脱毛や医療レーザー脱毛に比べてかなり低価格。
一度ワックスをすれば効果は2週間~4週間くらいは持続します。(個人差あります)

次にワックス脱毛をしようと思ったときは、1センチくらい伸びが状態でないとできない可能性があります。(ある程度の長さがないとワックスで抜けないとされています。)
最近は自宅でもできるワックス脱毛ですが、自分で行うとまばらになることも!
サロンでお手入れをしたほうが細かいところまで見ることができるので隅々までキレイにすることができます。