思春期の頃は鼻の頭や頬に赤いニキビができることがありましたがそれらも若さゆえに可愛らしいイメージがついていました。
ですが大人はそうもいきません。年齢をある程度重ねてくると様々な肌トラブルが出てきます。
吹き出物にブツブツ、シミにシワにそばかすなど。どれも大人女子のテンションを下げてしまう
悩みのタネ!若い頃は肌トラブルが起こる場所は顔の上部に集中していましたが、
大人の肌トラブルは顔の下部(顎やフェイスライン)に表れやすいので人目につきやすく
目立ちやすいのが難点です。
そこで今回は大人女子が悩みがちな肌トラブルの原因とその解消法を調べてみました。
原因と解消法を知って大人女子の肌をより健やかにし綺麗にしませんか?
目次
年代別の具体的な肌トラブルのランキング!
まずは10代から40代までの肌トラブルのランキングをチェックしてみましょう。
調べてみたところこのようなランキングになりました。
20代は乾燥・毛穴
30代はシミ・そばかす・乾燥・毛穴
40代はシミ・シワ・たるみ
10代である思春期の頃は新陳代謝が活発で皮脂量も多く赤いニキビで悩んでいる女子がとても
多い年代です。
20代はまだ正しいスキンケアの方法などを知らずに自己流でケアしまいがちなうえに、
それだけでなくメイクを知らず知らずのうちに濃くしてしまいがちなので肌が乾燥しやすく、
毛穴に汚れが溜まって黒く目立ってしまうことがあります。
30代は20代の頃にしっかりとケアをしていれば肌トラブルがそんなに大きく目立つことはないのですが、大抵の女性はシミやそばかすといった紫外線の影響を受けて肌の表面に表れてきやすい年代でもあります。
若い頃に紫外線対策をしっかりと取り入れていなかったツケが30代で回ってきてしまいます。
40代は顔の筋肉の衰えからたるみが気になってくる女性がとても多いです。
たるみが出てくると顔のシワも目立つようになってくるので肌の奥まで栄養を届けることが若さをキープするコツになってきます。
そしてこれらの肌トラブルの原因と解消法を知ることが健やかで綺麗なツルピカの肌を保つコツ
なんです。
女性が憧れる健やかで綺麗な肌とはどんな状態のことなのか?
そもそも「綺麗な肌」や「健やかな肌」とはどのような状態を言うのでしょうか。
「綺麗な肌」や「健やかな肌」というのは女性すべての永遠の憧れです。
肌の状態が女性のメンタルを大きく左右していることだけは間違いありません。
【健やかで綺麗な肌の状態】の特徴をご説明いたします。
顔の表面の血行が良くて血色の良い肌色をしている。
綺麗な肌はターンオーバーが順調なので肌の角質層が重なり合うこともなく、皮膚の状態が良好な状態です。これらの条件を満たすには血液の循環が良いことが必要なのです。
肌の角質が厚くなく肌が柔らかい
これも上記でご説明したこととかぶってしまいますが、肌細胞のターンオーバーが正常な状態だと28日程度で新しい肌細胞へ生まれ変わります。
ですが、乱れた食生活や自律神経だとターンオーバーが乱れてきてしまいます。
肌が新しく再生しないので角質がどんどん溜まっていくので肌にゴワつきを感じてくるように
なります。肌が柔らかいと綺麗な肌に必要な栄養素も肌の内部へと入りやすくなるので健やかな肌をキープすることができます。
肌にハリと弾力がある
肌表面の血液の循環が良いと肌の内部の働きが良くなります。肌内部に必要な栄養素は主に血液の循環にのって運ばれてきます。肌のハリや弾力を保つ働きがあるコラーゲンの生成などを促してくれるので若々しい肌の印象を女性にもたせてくれます。
今はエステサロンなどで外側からコラーゲン再生を促してくれる機械などもありますが、自らの肌の再生力を高めることが健やかで綺麗な肌を作る土台をレベルアップすることができます。
肌にみずみずしい潤いが感じられる
ご自分の肌を触ったときに柔らかい感触があり肌の表面がしっとりと水分を含んでいるか
分かりますか?
肌がうるおっているという状態というのは間違ったスキンケアをしていると20代後半くらいから体感しにくくなってきます。
30代に入ると肌のキメが荒くなってきて乾燥しやすくなり乾燥が原因でおこる肌のざらつきなどのハダトラブルが出てきやすくなります。
肌の角質層に水分が十分にあり、その水分が蒸発しないようなスキンケアを取り入れることが肌のみずみずしさと潤いをキープする秘訣です。
以上この4つが【健やかで綺麗な肌の状態】として主に挙げられます。直接自分の顔に触れてみてどんな素肌をしているのか確かめてみましょう。
さまざまな肌トラブルの原因と解消法と対策
大人ニキビ、吹き出物
フェイスラインにポツポツと出てくる大人ニキビや吹き出物の原因は食生活・ストレスやホルモンバランスの乱れが原因です。
これらは外側からケアをしてもなかなか改善しにくいので、内部から綺麗にしていくことが大切なポイントです。(もちろん肌と合わない化粧品を使っている場合もあります。)
規則正しい生活習慣やストレス解消、バランスのとれた食生活にしっかりと睡眠をとることなどを心がけることで解消することができます。
また便秘が原因のときもあります。腸の状態は肌にダイレクトに現れるので腸内をキレイにする
ような食事を意識することで肌と腸の環境もキレイになってきます。
そしてメイクをしっかりと洗顔で落とすことも大切です。メイクが肌に残ったままで眠ったりすると毛穴に汚れが溜まっていくので肌トラブルの原因になります。
汚れはしっかりと落として肌に必要な水分と栄養を入れてあげましょう。
シミ、日焼け
シミを作る大きな原因が「紫外線」です。紫外線が肌の老化を早めてしまうというのは誰でも
知っていることですが、きちんと紫外線対策をできているかどうかはまた別問題になります。
紫外線対策は夏だけ行えば良いものではありません。
季節に関係なく対策をしておくのが綺麗な肌を保つ秘訣なのです。
外出するときは日焼け止めを塗ったり、夏は帽子や日傘で紫外線を遮断することが紫外線から
健やかな肌を守ることに繋がります。
また顔だけでなく首の後ろや耳なども紫外線から守ってあげましょう。
紫外線は雨や曇りの日なども地上へと降り注いでいます。
日差しがないからと日焼け対策を怠っていると後々に【シミ・日焼け】となって私たちを悩ませることになるので紫外線対策は一年中行いましょう。
明日からできることは朝起きたら化粧水や乳液などで肌を整えたあとに日焼け止めを塗ること
です。その積み重ねが5年後、10年後の自分の肌が綺麗であるプレゼントになります。
開いた毛穴、黒ずんだ毛穴
肌トラブルの常に上位にくるのが毛穴問題です。開いた毛穴や黒ずんだ毛穴は大人女子だけに
限らずとも一度は悩んだことはあると思います。
まず毛穴が開いてしまう原因は1つではありません。
乾燥やたるみ、皮脂量などが関係してきます。
10代は皮脂腺が活発なので乾燥よりもオイリーな肌をしています、ニキビもできやすく毛穴も開きやすい状態です。
20代はメイクの汚れやストレス、乱れた生活習慣などが原因となって大人ニキビやなどが
できやすい年代です。過剰な洗顔も肌に負担をかけるので毛穴が開いてしまうことに繋げてしまいます。30代以降は毛穴の中に汚れが詰まるだけでなく、そこに肌のたるみが加わることで
毛穴の開きがより目立ちやすくなってきます。
黒ずんだ毛穴の原因は洗顔不足、毛穴に詰まった角栓が空気と触れることによって酸化します。
肌が酸化(サビ)を起こすので毛穴が黒く目立つようになるのです。
開いた毛穴や黒ずんだ毛穴を解消するには、
②週に一回はスクラブ洗顔、またはクレイでケアする。
③肌をすすぐときは熱湯ではなくぬるま湯で洗う。
④肌に良い食事を意識する。(低脂質・低糖質)
⑤洗顔後はしっかりと保湿をする。
この5項目を取り入れて身につけることで毛穴問題だけでなく肌トラブルを予防してくれる
でしょう。
シワ、たるみ
老け顔の原因といえば「シワ・たるみ」ではないでしょうか。ブルドック顔と呼ばれることも
あります。ブルドックのような頬や顔のたるみは大人女子ならば絶対に避けて通りたい道です。
シワやたるみは年齢を重ねるにつれて肌のハリや弾力をキープする働きのあるコラーゲンや
エラスチンなどが減少していくので肌のハリや弾力が失われて重力に逆らうことができなくなり
皮膚の重さに負けてしまい「シワ・たるみ」といった症状が出てきます。
あとは顔の筋肉である表情筋の衰えも関わってきます。
顔の筋肉を動かさない人は表情筋を使っている人に比べてたるみやすい傾向があります。
これらの要因からシワやたるみを予防し解消するには
*年代にあったエイジングケアを行うこと
*紫外線対策
*表情筋の運動
が必要になってきます。
例えば40代の人が20代や30代の頃に使っていた化粧品を使用していても効果を体感しにくくなってきます。若い頃に肌が必要としていた栄養素が今の年代で必要とは限らないからです。
多少値段は高いとしても年代にあった良いスキンケア用品を使うことが肌の状態を
良くしてくれます。紫外線対策はもはや当たり前といっていいでしょう。
表情筋のエクササイズはとても簡単なので是非やってみてください!
大きく口を開けて「あいうえお」と顔の筋肉全体を使って動かしましょう。
これは仕事の合間や家事をしているときでもできるので気軽に顔のたるみ防止ができます。
また肌に柔らかさを与えてくれて血液の循環を良くしてくれます。
まとめ
肌トラブルがおきる原因と解消法をまとめてみましたがいかがでしたか?
どの肌トラブルの原因も無意識のうちに私たちはしてしまいがちです。
早めに対策を取り入れて肌トラブルを解消し、予防することで綺麗な肌を手に入れることが
できます!是非参考にされてみてくださいね。