猿神のポーズの効果とポーズのやり方と方法「ヨガポーズ」

猿神のポーズには一体どんな効果があるの?

ヨガの猿神のポーズには硬くなりがちな股関節の動作に柔軟性を促したり、骨盤周りの筋肉の
ストレッチ・生理痛の緩和・冷え性・精神の安定といった効果があると言われています。

猿神のポーズは股関節を大きく開くポーズなので、下半身の血液の巡りを良くしてくれる作用や
脚の筋肉のストレッチ効果
などもあります。
直接床の上で行うと痛いことがあるのでポーズをとるときはヨガマットなどを敷いたり、タオルや毛布を置いて好みに合わせて調節しながら行ってください。

猿神のポーズは柔軟性を必要とするアーサナなので、最初からポーズとしての完成形を求めると
体が硬い人には少々難易度が高いかもしれません。
体に柔軟性が足りない人は、痛いのを我慢せずにできる範囲で行っていきましょう。
回数を重ねるごとに猿神のポーズに慣れてきてできるようになるでしょう。

猿神のポーズの由来

猿神のポーズはサンスクリット語で「ハヌマーン・アーサナ」と呼ばれています。
英語ではモンキー・ポーズと言われたりします。
名前の由来はシヴァ神の11番目の化身である「ハヌマーン」から来ているとされています。

猿神のポーズのやり方

股関節のストレッチ効果やメンタルのリフレッシュ、脚の筋肉の緊張をほぐしてくれる効果のある猿神のポーズのやり方をご紹介しましょう。

床やマットの上にひざまづいた状態になります。
 右足を約30センチほど前方へ出しましょう。
 できるだけ前にすべらせていき、脚を前後に開脚します。
 足が全く床につかない人はブロックなどを使用しましょう。

大きく開脚できない人は開脚の広さは無理のない程度で。
 左右の腰の位置を調節して腰を立て、正面を向くようにしましょう。
 後ろに開いたほうの脚は足の甲が床につくようにします。

前方へ伸ばした足裏にある土踏まずが天井へ向くように持ち上げます。
 手は胸の前で合掌するか、両腕を真っ直ぐに天井へ向けて伸ばしましょう。

そのままのポーズで30秒~1分ほどキープしましょう。
 この間は深呼吸をすることを忘れないようにしてください。
 1分経ったら脚を反対にして同様に行っていきましょう。

猿神のポーズのポイント

猿神のポーズを行う前に、ひざや太もも裏のハムストリング、股関節などに痛みがないか確認しておきましょう。

このヨガポーズは柔軟性が問われるものでもあるので、ご自分の柔軟性に自信がない人はポーズをとる前にしっかりと下半身のストレッチを行い、下半身の血液循環を促進しておきましょう。
ヨガポーズをとるときに太もも裏のハムストリングにつっぱり感を感じたときは、無理せずに
ゆっくりとしていきましょう。

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