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座位前屈のポーズには一体どんな効果があるの?
ヨガの座位前屈のポーズには乱れがちな自律神経を整える効果・内臓の働きの活性化・安眠効果・メンタルの安定・背中のストレッチ・脚の裏側のストレッチといった効果があります。
ヨガポーズの種類のなかに前屈をとるポーズがいくつかあります。
座位前屈のポーズはそのなかでも基本のポーズの1つです。
簡単なようで意外と難しいのが特徴です。
とくに体が硬い人は前屈するときに痛みを感じることがあるかもしれません。
前屈をするポーズは意識を内側へ向けるアーサナなので、高ぶった神経を落ち着かせてくれるのでリラックス効果が高いとされています。
特に足のむくみでお悩みの人は、座位前屈のポーズをとるとひざ裏を伸ばすことで足がスッキリとしてくるのでむくみ解消にもなります。
座位前屈のポーズの由来
座位前屈のポーズはサンスクリット語で「パシュチモッターナアーサナ」と呼ばれています。
もしくは「パスチモッタナーサナ」と記載されていることもあります。
座位前屈のポーズのやり方
座って前屈をとるポーズです。からだが柔らかい人は容易にできるアーサナですが、体が硬い人にとっては少々痛みを感じてしまうかもしれません。痛みが出ない範囲で前屈していきましょう。
このときつま先は天井を向くようにします。
そこからアキレス腱・ひざの裏側・太ももの裏が真っ直ぐになるようにしましょう。
②背中を真っ直ぐにして、足の親指を軽くつまみましょう。
もしくは上体を前屈していくときに手をすべらせるようにして足先までもっていっても
構いません。
③上体を前屈させていきますが、このとき息を吐きながら行うようにしましょう。
肩の力を抜いて胸を開いていきます。
お尻が軽く後ろに引っ張られるようなイメージで。
④ひざが曲がったり、足の幅が開かないよう注意しましょう。
腹部が太ももにつくくらいまで前屈させたら深呼吸を1分ほど行いましょう。
吸う息で背中を伸ばし、吐く息で前屈を深めていきましょう。
座位前屈のポーズのポイント
座位前屈のポーズをとるときに、手が足先まで届かない人がいるかと思います。
そのときはタオルを補助として足に引っ掛けて行うとポーズをとりやすくなります。
徐々に前屈することに慣れていき、タオルなしでもできるようになりましょう。
体が柔らかい人は上体を前屈するときに背中が丸くなってしまう猫背にならないよう
気をつけましょう。猫背になってしまうと座位前屈のポーズの効果を得にくくなります。
十分に腰を伸ばして背中や脚の背面側の疲れを癒やしてあげましょう。
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