「豆乳は健康に良いよ!」「豆乳飲むと美容に良いらしい」「ダイエットにも効果的」といった話や噂をだれもが一度は聞いたことがあると思います。
女性にとって嬉しい効果がたくさんあるからメディアや雑誌で何度も特集が組まれるくらい!
美意識の高いオトナ女子はカフェなどに行ったときに、ミルクを豆乳に変更できるカフェもあります♪
筆者もカフェには毎日行くので、2日に1回はミルクを豆乳に変更しています。
そんな美容と健康に嬉しい「豆乳」の魅力に今回は迫ってみました。
目次
そもそも豆乳とは?
豆乳とはその名に含まれているように、「大豆」を水に浸してすりつぶし、水を加えて煮つめた汁を濾した飲み物です。(ウィキペディアより参照)
日本では昔から大豆文化が栄えていたので、よく豆腐などに使用されてきましたが、豆乳として飲まれるようになったのはわりと最近のようです。
豆乳といっても「調製豆乳」と「無調整豆乳」があり、味も全く違います。
無調整豆乳は、調整されていないので大豆本来の味がします。味が濃いものや甘い物が好きな人にとっては飲みにくいかもしれません。ですが余計なものは一切入っていないので、とても健康的なことは間違いないでしょう。
もう1つの調整豆乳は無調整豆乳に糖類や塩分などの調味料を加えたものを言います。
無調整豆乳と違って味が飲みやすいように調整されているので、誰でも気軽に飲めると思います。ですが調味料が入っているぶん、カロリーや糖分が多めというデメリットがあります。
ご家庭で料理などに使用するときは、無調整豆乳を使用することをオススメします。
今はオーガニックブームなので、調整豆乳でもオーガニックシュガーだけが含まれているシンプルなものもあります。
添加物などが気になる人は、オーガニックのものをチョイスするとストレスを感じることなく安心して飲むことができます。
豆乳はすごい!女性に嬉しい効果とは?
豆乳が女性に与える美容と健康に大きなメリットとは一体なんなのか。
主に
美肌効果・骨粗鬆症・動脈硬化・悪玉コレステロールを下げる・乳がんや大腸がんの予防・ダイエット効果などがあります。
それらを今からもっと噛み砕いて分かりやすくし、大きなメリットや嬉しい効果をいくつかご紹介したいと思います。
肌のハリ・ツヤ
なんと言っても女性にとって一番嬉しいのは【美肌効果】ではないでしょうか。
肌のコンディションは女性の気分を大きく左右する大きなポイント!
なぜ豆乳が女性の美肌に効果があるのか、それは豆乳に含まれている【大豆イソフラボン】が関わっています。
このイソフラボンは女性ホルモンの化学構造に形が似ており、女性ホルモンのエストロゲンと似たような働きをしてくれるのです。
エストロゲンは肌のコラーゲンを増やしたり、肌内部の水分量を調整してくれます。
それだけでなく、肌のくすみやシミといった老化を防ぐと言われているのです。
豆乳には肌をキレイに保つビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンEが含まれていることが、「豆乳飲むと肌がキレイになる」と人気になる理由のようです。
やはりビタミン類は女性の美肌を保つうえで必要不可欠な栄養素なことがわかります。
増毛効果・薄毛対策
豆乳に含まれる大豆タンパク・リノール酸・亜鉛といった栄養素は髪の毛の育毛環境を整えてくれるので、育毛作用があると言われています。
女性の中には髪の毛にハリやコシがなく、薄毛や抜け毛でお悩みの人もいると思います。
女性の肌の悩みだけでなく、髪の毛の悩みにも豆乳は有効な対策の1つです。
また、豆乳にはレシチンという栄養素も含まれています。このレシチンという成分は血流を良くする働きがあるので、頭皮の血行促進に繋がることから、抜け毛を予防する効果があります。
豆乳に含まれる大豆イソフラボンはエストロゲンと似た働きをするので、髪の毛を伸ばしたり、太く長く育毛させる効果を期待することができるのです。
まずは半年間飲み続けてみると効果を体感できるかもしれません。
皮脂の過剰分泌を抑制する
最近は健康意識が高まってきているので、牛乳よりも豆乳を選ぶ方が増えてきています。
豆乳に変えてからニキビやテカリが良くなったという人も!
なぜなら豆乳にはニキビやテカリ、吹き出物が出来てしまう原因である【皮脂】を抑制してくれる働きがあるから。
不規則な生活や食生活、ストレスといった外的要因によって皮脂が過剰分泌を引き起こします。
そうすると毛穴の中に皮脂がつまり、酸化や炎症を起こしてしまうのがニキビや吹き出物のメカニズムです。
豆乳に含まれているビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6などの豊富なビタミン類は美肌を保つうえで必要な栄養素です。
そしてイソフラボンには女性ホルモンと同じエストロゲンと同様の働きを持ち、皮脂の過剰分泌を抑制してくれる働きがあるため、美肌効果を期待することができるのです。
抗酸化作用
豆乳にはさまざまな栄養素が豊富に含まれています。その栄養素のなかに「サポニン」という成分があります。
このサポニンは植物の根や葉・茎などに含まれており、特にマメ科の植物に多く含まれています。(大豆サポニン)
サポニンの代表的な働きといえば【抗酸化作用】。
血液中の脂肪やコレステロールが活性酸素によって壊されると、悪玉コレステロールに変わり、血管内に脂肪が蓄積されていってしまうのです。大豆サポニンは抗酸化作用があるので、私たちのカラダに悪さをする活性酸素を除去し、脂肪が酸化することを防いでくれる作用があります。
他にも免疫力を高めるといった、健康度を高めてくれる素晴らしい抗酸化作用を期待することが出来ます。
それだけではなく豆乳には「カリウム」や「マグネシウム」も含まれています。カリウムは血圧を安定させたり、細胞を元気にする働きがあります。
マグネシウムは骨や歯の形成に必要な重要な栄養素です。
私たちは日々ストレスに晒されやすい環境にいることが多いと思います。
そんな過酷になりがちなライフスタイルに【豆乳】はとても役立ってくれる優秀な飲み物ではないでしょうか。
豆乳が女性ホルモンに与える影響
豆乳を飲むとバストアップする!と聞いたことありませんか?
まさに美容・美肌飲料である豆乳ですが、その正体はイソフラボンの働きが大きく関わっています。
実際に豆乳を飲み始めると、いつもよりバストにハリ感を感じることが多くいます。
それは豆乳に含まれる大豆イソフラボンが、女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをすることから「バストアップにも効果的」と言われるようになりました。
エストロゲンは女性らしい丸みを帯びたボディラインに導いてくれたり、生理不順を整えてくれたり、女性の一大イベントである妊娠の手助けをしてくれるホルモンでもあります。
‥ということは、乳腺の発達や脂肪がカラダにつきやすい(丸みを帯びたボディライン)ようにしてくれるので、バストアップ効果を期待できるというわけなのです。
豆乳が女性の味方と言われるにはこんな嬉しい効果も!
実は豆乳には腸内環境を整えてくれる【オリゴ糖】が入っています。女性は男性に比べて便秘で悩みやすい傾向があります。なかには下剤を服用しないと排便できない人もいるでしょう。
※筆者も一定期間豆乳を飲み始めると、お腹の調子がいつもより良くなるのを体感しています。
できることなら薬に頼らずに自然な排便をしたほうがカラダにとってもプラスですし、何よりメンタルにかかるストレスもありません。
薬は少なからずカラダと美容に負担になっていくので、まずはお腹の中をキレイにする効果がある豆乳からはじめてみませんか?
オリゴ糖は腸内環境を整えてくれる働きがあるので、便秘解消効果が期待されています。
そしてオリゴ糖は大腸まで届くので、腸内にいる善玉菌が活発に働くようになります。
オリゴ糖だけでなく、ヨーグルトといった乳酸菌も一緒に食べることでさらに乱れがちな腸内環境を整えてくれる働きを期待することが出来ますよ!
オススメの飲み方はホット豆乳ココア♪
温めた豆乳に粉末状のココアを大さじ1杯程度入れて混ぜます。
ココアには不溶性の食物繊維が含まれているので、豆乳と合わさることでさらなる便秘解消効果を期待することができます。
豆乳を飲むときの注意点
ここまでくると豆乳をたくさん飲みたくなってしまいますが、それはやめておきましょう!
豊富な栄養素と美容効果が高いことから、天然の健康食品といってもいい豆乳ですが、摂りすぎてしまうのは健康に害が出てくる可能性もあるので要注意です。
どんな健康食品も過剰摂取は健康を害してしまう恐れがあるということを覚えておきましょう。
豆乳の一日の摂取量の目安はだいたいコップ1杯程度です。(200mlくらい)
ですが、日本は昔から大豆製品を日常的に摂取しやすい食生活でもあります。
大豆が使用されているものといえば、味噌・豆腐・納豆・きな粉・厚揚げ‥と結構たくさんあります。
大豆イソフラボンの一日の安全な摂取量の上限は70~75mgとなっています。
無調整豆乳で68mg・調整豆乳で50mgこれくらいのイソフラボンが入っています。
美肌効果やバストアップ効果を高めようと豆乳を多く飲んでしまうのは逆効果なので気をつけましょう。
普段から大豆製品を食べたり飲む機会がない人は豆乳を1日に200ml摂取し、そうでない人は約半分の量に抑えるように調整することをオススメします。
まとめ
美容効果をアップさせたい!カラダの中からキレイになりたい‥という人にとって豆乳はかなり役立ってくれる万能な飲料ではないでしょうか。
もちろん飲み過ぎには注意ですが、適量を守れば美肌・便秘解消・バストアップ・育毛‥と嬉しいスパイラルが盛りだくさんです!
牛乳に比べるとちょっと飲みにくいかもしれませんが、その分美容効果は間違いありません!
朝食のお供にまずは【豆乳】を取り入れてみませんか?