【腸美人は超美人】秋は便秘になりやすいって知ってた?その原因と予防法

【腸美人は超美人】という言葉を聞いたことはありませんか?腸内環境が女性の美と直結していることはもう何度もこのサイト内でお伝えしてきました。
ですが酷暑からの肌寒くなる秋への移り変わりの時期になると、肌荒れや便秘といった不快な症状に悩む女性がとても多くいます。
食生活に気をつけているのに秋になると便秘になってしまう‥という人は季節の変わり目の影響が関係しているかもしれません。
今回は夏から秋にかけての変わり目が人間にどんな影響を与えているのか。
簡単にご説明していきたいと思います。

どうして秋は便秘になりやすいの?その原因とは

季節の変わり目は便秘になりやすいと聞いたことはありませんか?
便秘になってしまう原因は季節によって多少違ってくるのですが、今まさに秋を迎えるにあたってどんな影響があって便秘を引き起こしやすくなっているのか。
その原因をいくつか見ていきましょう。

水分不足

暑い夏場は意識しなくても水分をたくさん摂っていたと思います。熱中症予防のためにこまめに水分補給を行っていたのに、だんだんと気温も下がり肌寒くなってくると水分を摂取する回数が無意識のうちに減っていきがち。
水分の摂取量が減ると腸内の水分が不足して便がカチカチになってしまいます。
そうするとお通じが滞ってしまう原因になってしまうのです。
秋は肌寒く汗をかくことも少なくなってきますが、夏と変わらずに水分を補給することを忘れないようにしましょう。
水分は水分でもコーヒーやジュースといった嗜好品は含まれないので気をつけましょう。
特にカフェインが含まれている飲み物は体内の水分を体外へ排出する作用があるので、余計に体内の水分量が減ってしまうので便秘を悪化させてしまうので注意しましょう。

内臓の疲れが溜まっている

夏バテならぬ秋バテという言葉をご存知でしょうか。秋バテというのは夏の疲れや朝晩の寒暖差にカラダがついていけないことで現れる様々な不快な症状のことを指します。
例えば【疲れやすい・疲れが抜けない・ひたすら眠い・胃腸の調子が悪い‥】などがよく挙げられます。
これには夏場のエアコンがガンガンに効いた室内の環境になれてしまったことが原因の1つとして考えられています。
あと冷たい飲み物・カラダを冷やす食事の摂取なども深く関係しています。
そうすると内臓が冷えてしまうので内臓機能が低下してしまい、腸の蠕動運動が弱くなるので便秘になりやすくなってしまいます。
外と内の寒暖差や内臓の冷えのせいで食欲も沸かなくなり、疲れは抜けない‥頭もうまく働かない。眠ったとしてもスッキリと起きられない。夏場は胃腸の調子が良かったのに秋になったとたんに便秘になった。という人は夏場の内臓の疲れが溜まっている可能性が高いでしょう。

夏との寒暖差で自律神経が乱れている

上記でも少しだけ触れましたが季節の変わり目による気温の寒暖差は様々な不調をひきおこす原因の1つです。
気温の寒暖差とともに気圧の変動も激しいことから自律神経のバランスを崩しやすい時期でもあります。
私たちのカラダには寒いときには熱量を増やして体温を上げる・暑いときは汗をかいて体温を下げるなどの体温調節を自然に行う機能がありますが、この機能がうまく働かなくなるのが季節の変わり目にはよく出てきます。
寒暖差の疲労が蓄積すると自律神経のバランスが乱れてしまい、その乱れが内臓にまで影響を与えてしまうことが多々あります。
季節の変わり目に便秘になりやすい人は、自律神経のバランスが乱れている可能性がかなり高いでしょう。

便秘のときは不溶性食物繊維を多く摂っている

これは秋に限らずですが、便秘になると食物繊維が豊富な食材を意識して摂取しましょう。という言葉がありますが、その方法が余計に便秘を悪化させることがあるので気をつけたほうがよいでしょう。
便秘に悩む人の中で、ゴボウやレンコン・キノコ・さつまいもといった不溶性食物繊維を多く食べて便のカサを増やして腸を刺激して便秘解消を促そうとしている人が少なくないのですが、それだと余計に便を詰まらせてしまうことがあります。
便秘に良い食事を心がけていたのに、逆に便を詰まらせていた‥という場合もあるので気をつけましょう。
もしも便秘になってしまったときは胃腸に負担がかからない消化の良い食事を意識しましょう。

辛い便秘‥その予防策とは?

便秘になると肌荒れやくすみ・シミといった肌トラブルが出てきたり、気分も落ちてしまったりと良いことは何一つありません!
特に季節の変わり目は、生活習慣に気をつけているつもりでも影響を受けやすい時期でもあります。
秋の便秘を解消・予防するにはどんな方法があるのか。オススメの対策をいくつかご紹介したいと思います。

こまめな水分補給を心がける

なんといっても便秘を解消・予防する対策として一番基本なのは「水分量」です。
夏に比べて秋は喉の渇きを感じにくい季節です。ですが喉が渇いていないからと水分補給を怠ってしまうと便秘になってしまうので、意識してこまめに水分補給を行いましょう。
秋は肌寒い季節でもあるので、冷たい飲み物ではなく常温・もしくは温かい飲み物で水分補給をしてあげると内臓も温まるので一石二鳥です♪
カラダを温める作用のある飲み物をチョイスするのがオススメです。
ほうじ茶や紅茶・白湯・甘酒など♪
特に朝起きて一番最初に温かい白湯をゆっくりと飲むとリラックス作用もあるので、腸の蠕動運動を活発にしてくれる効果があります。
便意を促す蠕動運動はリラックスしているときじゃないとうまく働かない特徴があります。
一日に一回はリラックスして温かい飲み物を飲む時間を設けると便秘の解消・予防にとても効果的です。

冷えてしまったお腹を温める

夏場は冷房の効いた室内にいることが多く、飲み物や食べ物もカラダを冷やすものを多く摂っていたと思います。それに常に薄着!余計にカラダを冷やしてしまっています。
そうすると気づかないうちに「冷え」が内臓に溜まっている状態になっていて胃腸機能が低下している恐れがあります。
夏に溜まった内臓疲労は秋に出てくると言われています。
そんなときはお腹を温めることが大事!お腹の上腹部には胃、下腹部には子宮・小腸・大腸・卵巣・膀胱といった臓器があります。
女性の中にはトイレが近い・便秘がちという人は内臓が冷えている可能性があるので、体温よりも高い温度で温めてあげるとこれらの症状を緩和してくれるはずです。
また体温調節しやすい服装を心がけることもとても大事です。
寒いときにすぐに羽織れるようなカーディガンやストールなどを常に用意しておくと、全身が冷えるのを防ぐことができます。

そして大腸にある良い細菌たちは37℃程度で最適に働くとされているので、腸が冷えてしまうと腸内の温度も下がり良い働きをしてくれる細菌たちの働きも低下してしまいがちです。
お腹が温まれば腸も元気よく動いて、便通が良くなります!
お腹が温まると便通も良くなると肌もキレイになるし、カラダの免疫力も高まるので健康美がグッと高まります。

お腹を温める方法としては、入浴・温かい飲み物・ホッカイロやあずきカイロをお腹に当てるといった方法がありますが、一番手軽なのは「入浴」です。
お腹をじっくりと温めることができるうえにお風呂上がりにお腹をマッサージしてあげるとより温め効果がアップします。

ストレスを溜めない

実は腸と自律神経には密接な関係があり、ストレスを感じると自律神経が乱れる=腸の調子が悪くなることがあります。
ストレスを受けることで腸が敏感になり、便意を感じにくくなったり反対に下痢といった症状を引き起こすことがあります。
人がストレスを感じると交感神経が優位になります。ところが腸の蠕動運動を支配しているのは交感神経ではなく副交感神経です。
交感神経が優位になる時間が長ければ長いほど、腸の動きが鈍いままになり便秘を引き起こしやすくなります。
反対に交感神経優位だと神経が過敏になり、下痢といった症状も出てくることもあります。(これは女性よりも男性のほうが多い)
季節の変わり目である今くらいの時期は、便秘でお悩みの女性も多くいると思います。
寒暖差が激しいことから自律神経も乱れがちです。そうすると交感神経が優位になってしまい便意を感じにくくなっているかもしれません。そして交感神経が優位だとストレスに敏感になりやすいと言われています。
副交感神経が優位になるようにリラックスする時間を設けて、ストレスを緩和し腸の蠕動運動を促してあげましょう。

朝日を浴びてセロトニンを分泌しよう

秋は夏に比べて日照時間が少なくなります。日光に当たる時間が少なくなると幸せホルモンであるセロトニンの分泌が少なくなってしまいます。
セロトニンとは人間のやる気を出したり・スッキリと目覚める効果・自律神経のバランスを整えるといった作用があります。
秋は日焼け止めを塗り、積極的に朝日に当たってたくさん幸せホルモンを出すことで心身ともにリラックスすることができます。
セロトニンは全身にあるのですが特に腸にたくさんあります。
つまり腸美人の人は幸せホルモンが腸内にたくさんあると考えられますね。
普段から朝日を浴びて、腸内でセロトニンが出やすい環境作りを行うことで便秘とはサヨナラできる確率がかなり高くなります。
朝起きたらまずはカーテンを開けて、朝日を浴びると素敵な朝の始まりになるでしょう。

まとめ

秋は便秘になりやすい時期です。冬から春にかけて・夏から秋にかけては特に気温差が激しいので体調を崩しやすいタイミングでもあります。
便秘が長引けば長引くほどにお腹も心も苦しくなってしまいます。
そうならないように普段からリラックスすることやお腹を温めること。そして適度な水分補給を忘れずに行いましょう!
美肌を持っている美人の腸は腸美人!