だんだんと気温を上がってきて、夏のニオイがすぐそこまで来ているように感じます。
暑くなってくると肌を露出することが多くなってきますよね。
例えば二の腕・脚・デコルテ・そして‥背中!!
背中がパックリと開いているワンピーズなどとても素敵!
30代以降の大人の女性が着ると大人の色気を感じて思わず視線が釘付けになってしまいます。
ですが、それも自分の背中に自信があればこそ!意外にも背中の肌トラブル
(カサカサ・ブツブツ・ニキビなど)を抱えている大人女子が多くいて、背中のキレイケアには
どんな方法が良いのかを知らずに過ごしたままではもったいない!
今回は大人の色気は背中からと言ってもいい背中美人になるためのキレイケアをお伝えしたいと
思います。
目次
背中にニキビができてしまう原因とは?
背中の肌トラブルの代表的なものといえば【背中ニキビ】ではないでしょうか。
ポツポツ、ブツブツしていて見た目的にもテンションが大きく下がってしまうニキビ。
肌触りの良さそうな滑らかな肌の感触からはまさに真逆です。
目に届きにくい場所なので、背中にニキビできていることすら気づかずに過ごしてしまうことも‥
思わず背中ニキビができている人を見るとハッ!としてしまいます。
そこでどうして背中ニキビができてしまうのか‥その原因を探ってみました。
食事
なかなか治らないガンコな背中ニキビ。悩んでいる大人女子も多いと思います。
実はニキビが出来てしまう理由の1つに【皮脂量】が関係しています。
過剰に分泌されてしまった皮脂が毛穴に詰まってしまうことで、炎症がおこりニキビとなる
のです。この皮脂量ですが、私たちが普段食べている食事の内容によってある程度コントロール
することが可能なんです。
チョコレートやケーキ・揚げ物・油をたくさん使用しているメニューなどを多く食べる機会が多い人ほど、皮脂量も多く、ニキビができやすい状態になってしまいます。
肉中心の食事やスナック菓子が好きな人も同様です。
ホルモンバランス・カビ
女性はホルモンバランスの影響を大きく受けてしまいます。
睡眠不足・偏食・人間関係のストレスなど‥さまざまな外的・内的要因によって女性のホルモン
バランスは簡単に乱れやすくなります。
特にストレスを感じると男性ホルモンが分泌されるようになり、男性ホルモンの影響で皮脂の
分泌量が増えてしまい、背中にニキビを引き起こしてしまうことも。
そして背中ニキビが出来てしまう原因の1つに【カビ】があります。
顔にできるニキビはアクネ菌・背中やカラダにできるニキビはマラセチア菌が関与しています。
このマラセチア菌はカラダに多く存在していて、脂を好む真菌(カビ)なんです。
人の皮脂を好む真菌なので、ジメジメしてくる梅雨からベタつく夏にかけて悪化することが
あります。特に背中は汗をたくさんかきやすい場所なので、マラセチア菌にとってはとても住心地が良く、繁殖しやすい環境になりやすいのです。
特に暑さやストレスを体感したときに出てくる汗は蒸発しにくいという特徴があり、そこに皮脂も含まれていることから放って置くと毛穴が詰まりやすいので、背中ニキビを引き起こしてしまう
原因に。
摩擦・刺激
背中ニキビができてしまう要因として【摩擦・刺激】が原因になっていることがあります。
肌触りの悪いナイロンやポリエステルなどの化学繊維を使用した衣服や、お風呂に入ったとき
にカラダをゴシゴシと洗ったりしてしまうと、健康な角質を傷つけてしまい肌荒れや背中ニキビの原因を作ります。
ゴシゴシと強く洗ったり、洗浄力の強いボディソープを使うと、肌の健やかな状態を保ってくれている必要な皮脂が奪われてしまい、肌の弾力や潤いのもとである水分が蒸発しやすくなります。
そこに摩擦と刺激が起きてしまうので、肌が刺激や摩擦から皮膚を守ろうとして皮膚の角質部分が厚くなっていってしまうのです。
それに化学繊維の衣服は通気性が悪く、その分衣服と皮膚の間に摩擦が起きてしまいます。
そうすると肌のバリア機能が低下してしまうので背中ニキビを引き起こすことがあります。
背中ニキビは真菌の1種(カビ)によるものなので、普段着ている服が真菌が好む環境になって
いないか一度チェックすることをオススメします。
シャンプーやボディソープのすすぎ残し
実は背中ニキビの原因として意外と多いのが、シャンプーやトリートメント・リンス・
ボディソープのすすぎ残しです。
これらのものがキレイに洗い流せていないことで、背中の毛穴詰まりがおき、ニキビが発生する
ことがあります。特に背中という場所は直接目で確認しづらい場所なので、念入りに洗い流すことを意識しなければなりません。
特に髪の毛の長い人は、シャンプーやリンスなどのすすぎ残しがどうしても多くなってしまう
ので、こちらもしっかりとキレイに洗い流すようにしましょう。
そして、お風呂に入るときに入浴はせずにシャワーのみで済ませている人は特に要注意です。
ストレス・睡眠不足
上記でも少しだけ触れましたが、皮脂腺を刺激する男性ホルモンは、ストレスや睡眠不足などが
原因となって過剰に皮脂を分泌させてしまう作用があります。
ストレスや睡眠不足は自律神経の1つである交感神経が優位になりすぎている状態が考えられる
ので、カラダとココロをリラックスする状態にしなくてはなりません。
生活リズムを一定にする・アロマに頼る・深呼吸をするといったような習慣を意識し、
副交感神経が優位になるようにしましょう。
背中美人になれる!背中のキレイケアとは?
では、どうしたら背中ニキビを治すことができるのでしょうか。
一番てっとり早いのは医療機関へ行き、薬を処方してもらうことかもしれませんが、普段の
生活習慣から背中ニキビを予防し、改善することができたらそれが一番ベストだと思います。
背中ニキビを根本から改善したい人はこれからお伝えする自分でできる背中のキレイケアを参考にしてみてはいかがでしょうか?
背中を清潔に保つことを心がける
背中ニキビができてしまう原因を見てみると、背中にニキビができやすい環境になっていることが考えられます。蒸れやすい衣服を着ていたり、肌に刺激を与えてしまうような肌触りの悪いものが皮膚にあたってしまうことで、背中にニキビができてしまうリスクはかなり高くなって
しまいます。汗をかいたらこまめに拭いたり、清潔な服に着替えるようにしましょう。
衣服から受ける影響は大きいので、肌触りの良い柔らかい服や通気性・吸湿性の良い衣服を選ぶ
ようにしましょう。何日も同じ服を着るなんて論外です。
背中ニキビの原因であるマラセチア菌はカビの一種ですから、湿気が多いと繁殖するので、湿気が多い状態に気づいたら、その都度清潔にすることをこころがけましょう。
バランスのとれた食生活
ニキビができてしまう主な原因の1つに食生活が挙げられます。
肌のコンディションに普段の食生活が大きく関わっていることは美容の知識が少ない人でも
何となくは分かると思います。
手軽だからとついついコンビニ食品や惣菜などを体内に取り入れることは素肌のコンディションに大きく関わってくるのでこれらの食事をチョイスするなんてもってのほかです。
香辛料が強い刺激的な食べ物・チョコレートやケーキなどのスイーツ・糖分たっぷりのジュース
などは肌だけでなくカラダにとっても良い影響はなく、栄養が偏りがちになってしまいます。
特に脂質の多い食事はニキビができやすくなるので注意しましょう。
特に油分の多い揚げ物や添加物の多いコンビニ食やインスタント食品を食べる機会が多い人は
要注意です。それらの食品は皮脂の分泌量を増やしてしまいがちなので、皮脂の分泌を
抑えてくれる栄養素を摂取することを意識しましょう。
特にビタミンAやB2・B6などは皮膚や粘膜などを保護してくれて女性が避けたい肌トラブルから守ってくれる働きをしてくれるので意識して摂取したい栄養素です。
ビタミンB2やB6、ビタミンCが美肌効果のある栄養素であることはよく知られていますが、
見逃しがちなのが肌のターンオーバーを活性化してくれる栄養素のビタミンA。
健やかでキレイな肌はビタミンAの働きによってキレイな肌細胞へと生まれ変わることが
できます。ビタミンAが不足し肌のターンオーバーが悪くなってくると古くなった角質がいつまでも肌に残ってしまうので、古い角質が角栓化し、ニキビとなります。
ビタミンAが豊富に含まれている食物は人参やうなぎ、レバーやほうれん草などがあります。
特に人参を食べるときは皮付きのままで食べることをがオススメです。
シャンプーやボディソープはキレイに洗い流す
シャンプーやボディソープは十分に洗い流しましょう。
背中は直視しづらい部分なので、シャンプーやボディソープのすすぎ残しのせいでニキビができていることさえ気づいていない場合もあります。
特にシャンプーのあとにトリートメントやリンス、コンディショナーなどをつけると思いますが、これらのものはヌルヌルとしているので、シャンプーのようにサラッと洗い流すことが
できません。なので、オススメの洗い方は、まずは最初に髪の毛を洗い、そのあとにカラダを
ボディソープで洗うと背中に残っていたトリートメントもボディソープと一緒に洗い流すことが
できます。洗う順番を変えるだけで背中ニキビを予防したり、改善することができますよ。
まとめ
顔にできるニキビもとても気になりますが、背中にできてしまったニキビも悩みが深いものです。
特に背中ニキビは赤くて大きいものが多いのでかなり目立ってしまいます!
それに背中ニキビは顔のニキビ以上に治りにくいので、早めに気づいて対処することが必要です!
これからどんどん暑くなってきて背中を外に露出する機会も多くなってくると思います。
一度自分の背中の状態がキレイな肌なのかチェックしてみませんか?