目尻から頬骨にかけて薄いものから濃いものまで散らばっているシミやシワ。
20代後半を過ぎてから30代にかけて急にシミが顔に表れてきたり肌にたるみを感じ始めた女性もいると思います。
シミのないツルツルしたキレイな肌やキュッとした小顔は年齢関係なく女性の永遠の憧れ。
肌のコンディションが仕事盛りであり女盛りのオトナ女子たちの気分を大きく左右する部分ではないでしょうか。
そこで今回は【大人の美容】をテーマにして女性の顔の印象を老けて見せてしまう状態を卒業して【アンチエイジング】にスポットライトを当てました。
手遅れになるまえに賢くアンチエイジング対策を取り入れてキレイな素肌を手に入れましょう!
目次
美意識の高いオトナ女子が「やめている」美容習慣とは?
美容に良い習慣と聞いたらどんな習慣を思い浮かべますか?
質の良い化粧品を肌に浸透させることや、エステに通う、または美容外科で医療レベルで美を底上げする‥などなどたくさんの美容習慣が出てくると思います。
もちろんそれらの習慣もオトナ女子にとっては有効な手段なことは間違いありません。
‥ですが意外にも新たに美容習慣を増やすよりも、今まで行っていた習慣をやめてみたほうが肌の免疫力がアップしてキレイになることもあるのです。
そこで美意識の高いオトナ女子が「やめてみた」美容習慣をいくつかこれからご紹介したいと思います。
たまにスキンケアを休む
私たちは無意識の範囲で每日素肌のスキンケアを行っていると思います。
気になる化粧品を雑誌で調べたりデパートのコスメカウンターに行き、肌に良い・もしくはアンチエイジング効果などを期待してスキンケア用品を使って肌のお手入れをしていると思います。
クレンジングをして洗顔でメイクや汚れを洗い流し、その後には化粧水をして水分が蒸発するのを防ぐ役割として乳液を肌に浸透させます。オトナ女子は美容液も取り入れている人もいるでしょう。それは間違いではありませんしとても大切なスキンケアです。
実は肌に良いとされているスキンケアでも每日行っていると刺激を与えていることには変わりはないので少なからず肌はダメージを受けています。
肌が弱い人などはそれが原因となって肌トラブルを招いてしまうこともあります。
肌を肌トラブルから守るにはバリア機能を高めることが大事なポイントになってきます。
簡単に肌のバリア機能を高める方法が「スキンケアをやすむ」です。
「肌断食」と呼ばれることが多い方法になります。
普段行っているスキンケアをたまにやめることで得られる効果が
②乾燥肌や皮脂量が落ち着き正常になる
③毛穴トラブルが改善する(毛穴の詰まり・ニキビなど)
④きめ細やかなキレイな肌になる
素肌を甘やかしてばかりじゃなくてたまにはお肌に飢餓感を与えて、肌本来のキレイ力を目覚めさせよう!というやり方であり、肌にとってとても優しいアンチエイジング対策なのです。
朝の洗顔をやめてみる
思春期の頃は皮脂分泌が活発なので洗顔を朝と晩の2回行う方法がありますが、
大人になってからも思春期の頃と同じように朝と晩の2回洗顔を行ってはいませんか?
オトナ世代で洗顔を2回も行ってしまうと皮脂を過剰に落としてしまい、清潔にしていたはずの洗顔のせいで肌トラブルをおこしていた‥なんてこともあります。
皮脂の落とし過ぎは乾燥肌や大人ニキビの原因にも繋がることも。
そこで朝の洗顔をぬるいお湯だけで洗うだけの洗顔方法に変えるだけで肌の状態が正常に戻る可能性が高くなります。
「肌断食」とはスキンケアやメイクを極力減らして、肌本来の力を取り戻して健やかでキレイな素肌を取り戻すことを指します。
夜はしっかりと洗顔料を使用して肌の汚れや皮脂を洗い流して、美肌のサイクルであるターンオーバーを邪魔しないようにしていきましょう。
肌を洗い流すときの水の温度は「ぬるいお湯」くらいに感じる35℃前後を目安にして洗顔を行いましょう。
お湯だと肌の皮脂や保湿成分も一緒に洗い流してしまい乾燥肌を起こすことがあるので
ぬるま湯で洗顔するようにしましょう。
朝はぬるま湯で洗顔することで洗い終わったあとのツッパリ感やキシキシ感もなくなり、
肌が適度に潤っているのを体感することができると思います。
ゴシゴシと強くすすぐのではなく優しくゆすぐようにして洗うようにしましょう。
枕をやめてみる
オトナ女子がアンチエイジングを考えたり取り入れたりするときに意外にも見落としがちなのが「首」です。
美意識が高いオトナ女子でも見た目年齢を左右する「首のシワ」は自分では見えにくいのでケアを忘れがちです。
そして人の年齢は首に表れると言われるくらい見た目年齢を大きく左右するところでもあります。
何よりも首にシワが一度できてしまうとなかなか消えません。首のシワは大きく見えてしまうので実年齢よりも上に見られてしまいます。
首にシワがあるだけで実年齢よりもプラス5歳は老けて見えるというデータもあるくらいなのでいつまでも若々しくいたい女性にとっては意識してケアをしたい部分でもあります。
今日からすぐにできる首のアンチエイジング対策があります。
それは「枕をやめてみる」ことです。
枕をやめてみることで首にできるシワを予防・改善してくれる効果を期待することができますし、美意識の高いオトナ女子や美魔女と言われている女性たちにとっては当たり前のアンチエイジング対策なんです。
枕をやめてみることで得られる効果は首のシワに関することだけではありません。
枕を使わないことで偏頭痛対策になることも!
偏頭痛の原因の1つに枕が合っていない。という状態が考えられます。
首と相性の良くない枕を使うことで首の血管を圧迫してしまうので、肩や首にコリが生じてしまい頭痛が発生してしまうというメカニズムがあります。
枕をやめてみることで首を不自然に圧迫することがなくなるので偏頭痛から解放される可能性が高いと言われています。
これは実際に医療機関でも提案される方法なので頭痛でお悩みの人はアンチエイジング対策と一緒に試してみてはいかがでしょうか。
夜食をやめてみる
夜食をやめることは健康だけでなく美容にもとても有効な効果がありました。
飲み会のあとの締めのラーメンなどの炭水化物や、なんとなく口寂しくてついつい手が伸びてしまうお菓子など。これらの食べ物を夜食に食べることは内臓にとっては負担になりやすく体のバランスを崩すきっかけになりかねません。
アメリカの大学が食べるべきではない時間に食事を摂取してしまうと紫外線の影響を受けやすくなる。と発表しています。
つまりこれは夕飯ではなく深夜に食べる夜食はまさに老化現象を加速させてしまう可能性が高いといっているのです。
夜食を食べる。ということは不規則な生活であることをあらわしています。
不規則な生活は体内時計を狂わせて、日中に受けた紫外線のダメージを修復する力が正常に発揮することができないということになります。
つまり夜食を食べる習慣のある人はシミやシワができやすいということになります。
アンチエイジング対策を考えたときに健康面と美容面の両方の視点から考えても夜食はやめることにこしたことはありません!
夕飯を食べて翌日の朝食まで12時間空けるようにすると働きづめの内臓を休ませることができるので内側からキレイになることができます。
内臓を休ませることを意識するだけで内臓の機能が活性化するので素肌をキレイになることができます。
肌のアンチエイジングを考えたときは体の内側のアンチエイジングも重要なポイントになるでしょう。
昔の化粧品を捨ててみる
開封してから数ヶ月や一年もたっている化粧品を使用していたりしていませんか?
特に高いスキンケア用品などをたくさん使うのはもったいないからと少しずつ使っていたら年月がたっていた‥なんてことありますよね。
化粧品も食品と一緒で空気に触れてしまうと酸化をします。
酸化をすると黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌といった雑菌が繁殖するので
それらを直接肌につけたりパフを使用することは肌トラブルの元や色素沈着の原因にもなってしまいます。(古い化粧品がシミやシワの原因になることも!)
スキンケア用品・メイク道具・日焼け止めなども同じで一度開封をしたら効果を得ることができる量と頻度を守って使い切ることが大事なんです。
もし、いま手元に半年以上前に買って開封してしまったスキンケア用品があったら、
いさぎよく捨ててしまいましょう!!そして新しく買い直して新鮮な栄養分を肌に取り込んであげましょう。
上記でご紹介した週に一度スキンケアを休む肌断食のあとに、酸化したスキンケア用品を素肌につけることはアンチエイジング対策とは言えないので、
酸化していない新鮮な状態のスキンケア用品を使用して肌の奥まで栄養分を届けてあげて保湿をしっかりとすることが大人の大事なアンチエイジング対策といえます。
オトナ女子の大人美容は「増やす」ではなく「減らす」がポイント
ついつい私たちは「肌」「若返り」「美肌」「毛穴レス」「アンチエイジング」というワードを考えたときに習慣や肌に良いモノを付け足すことを考えがちではないでしょうか。
思春期などの皮脂分泌が盛んな年代はしっかりとW洗顔をして、また翌朝に泡洗顔をして化粧水をして‥日焼け止めを塗って‥というルーティンでも大丈夫でしたが
オトナ女子は何かを付け足すことよりも、付け足してきた要素を減らしてみることで
肌本来の自然治癒力を取り戻すことができます。
とはいっても肌に対して每日してきた習慣を一日だけでもやめてみることは勇気がいると思います。
ですが若々しいキレイな肌を手に入れるためには不必要なケアと必要なケアを見極めることも大事なアンチエイジング対策です。