「孔雀のポーズ」の効果とやり方と方法│ヨガポーズ

孔雀のポーズには一体どんな効果があるの?

ヨガの孔雀のポーズにはインナーマッスルを強化する・強力なデトックス効果・内臓機能の
活性化・下半身の強化・二の腕の引き締め・バランス感覚を養うといった効果があります。

孔雀のポーズはヨガポーズの中でも難易度が高いアーサナになります。
アームバランスといって腕の力で身体全身のバランスを保つヨガポーズになるので、部分痩せ
しにくい二の腕を引き締めて細くする効果があります。

また、内臓に強い刺激を与えるアーサナでもあります。
解毒作用のある肝臓や腎臓、血糖値を安定させる働きをしてくれている膵臓などの働きを活性化
させて体内に溜まった毒素を体外に排出してくれるという健康的な生活を送るうえで大切な役目を果たしてくれる手助けをしてくれます。

孔雀のポーズの由来

孔雀のポーズはサンスクリット語で「マユラーサナ」と呼ばれています。
マユラまたはマユーラは孔雀という意味を表しています。
ヨガの古典である「ハタヨーガプラディーピカー」にも出てくる伝統のあるヨガポーズです。

孔雀のポーズのやり方

腕の力と身体の奥にある体幹(インナーマッスル)を使って全身のバランスを保ち、体内の毒素を
排出し浄化してくれる効果のある孔雀のポーズのやり方をご紹介します。


①床やマットの上に正座になります。
 つま先を立てかかとの上に座ります。
 ひざの間に両手をつきましょう。
 両手を大きく開いておきましょう。

肘を軽く曲げていき両肘がみぞおちの上にくるようにします。
 お尻を浮かせていき、額が床につくように前傾していきましょう。

③片方の足を伸ばしていきます。
 つま先が床についた状態にします。
 反対側の足も同様に行っていきましょう。
 額・腕・つま先だけで身体を支えている状態になります。

④額を床から離しましょう。
 片足ずつゆっくりと床から離していきます。
 両足が床から離れた肩からかかとまでが一直線になるように意識しましょう。

⑤その姿勢のままで深呼吸を10秒から30秒行いましょう。
 とても難しいヨガポーズなので最初は10秒からでも大丈夫です。

孔雀のポーズのポイント

孔雀のポーズはヨガポーズの中でもとても難易度が高いアーサナなので無理のない範囲で行うようにしてください。
コツとしては腹筋にしっかりと力を入れて行うこと、ひじの上にみぞおち~お腹を乗せることが
大切なポイントになってきます。
最初は難しくて孔雀のポーズをできない人がほとんどなので、額・腕・つま先の3点で身体を
支えることから始めていき、徐々に慣れてきたらつま先を床から離していくようにしましょう。