女性にとってバストのサイズとそのケアというのは永遠の課題です。
加齢と共に垂れてきてしまうバストの悩みや今よりもサイズをアップさせたいという気持ちを
持っている方が大半だと思いますが、そうした悩みを改善するには運動やトレーニングをする
しかありません。
しかし、そうした時間を取ることができない方も多いはず。
そんな方にとても耳寄りな情報があります。それがEMS器具を使ったバストアップ方法。
近年話題のEMSですが、それが思いもよらない方法でバストアップに効果的という話が浮上して
います。いったいどういったことなのか?EMSを使ったバストアップについて詳しい情報や
関連商品をご紹介していきたいと思いますので、ぜひバストケアに関心がある方は参考にしてみてください。
目次
EMSは筋肉を鍛えるマシーン
EMSを利用したことがない、知らないという方のためにまずは簡単にEMSというのがどんなものなのか説明したいと思います。
EMSというのは身体に微弱な電気を流し、その力で筋肉を自動的に動かして発達させる役割を
持った機械です。元々は医療用で身体を自由に動かせない方のリハビリ用として使われて
いました。こうした働きを持ったEMSはやがてエステ業界へと進出し、ダイエット・美容に効果的ということで広く普及していくことになります。
現在では家庭用のEMSもたくさん販売されていて、代表的なものでいえば腹筋用のEMS
「シックスパッド」などが有名かと思います。
本来EMSはバストアップには不向き
製品によってはEMSをバストアップに使わないようにと記載されているものもありますので、本来バストアップにEMSを使うことはありませんでした。
それは筋肉を刺激しながら脂肪も燃焼させるため、バストのサイズが下がってしまう恐れがあったからです。たしかによく考えてみればバストは脂肪で成り立っているわけですから、サイズを上げようとするなら逆効果になってしまいます。
胸に電気の刺激を与えて脂肪を燃焼させるとサイズが落ちるというのは自然の話。
ではEMSを使ったバストアップ方法というのはどういったものなのか、次に詳しい方法を
ご紹介していきます。
方法その1・EMSは背中に装着することでバストアップに繋がる
EMSマシーンを胸に直接装着してしまってはバストアップにならないという話でしたが、実は背中に装着すると高い効果を生み出すということで話題になっています。
これは背中にEMSを装着することによって後背筋や脇の下の筋肉が刺激され、引き締まることに
よって自然とバストアップ効果が得られるという理論で、エステなどでも取り入れられている方法です。
まずバストアップ、つまり垂れないような胸作りという観点からいいますとこれは非常に理に
かなっています。バストは基本的に首の下の筋肉、鎖骨周りの筋肉で吊り上げられている状態が
普通です。これが加齢と共に衰えてきて、段々とバストが垂れてくる現象が起こります。
トレーニングジムなどでもバストアップの基本は筋トレです。
首から鎖骨にかけての筋肉を鍛えることで美しいバストラインを形成するようにメニュー作りが
されています。そうしたことから考えると、背中というのはあまりバストアップに関係がないように思えますが大きな間違いです。当たり前ですが女性の胸は大きければ大きいほど重量が
あります。これを支えているのは首から下、鎖骨周りの筋肉だけでなく背中側の「後背筋」や
「大円筋」さらに脇の周辺にあたる「小円筋」といったものも含まれているわけです。
背中を鍛えることは直接胸を後ろに引っ張る力が付くことになりますので、ツンと立った
バストラインを形成することに繋がります。こうした理由からEMSを背中に装着してトレーニングをすることは、バストアップに効果的ということが分かるわけです。
実際にEMSを背中に装着して行うトレーニング方法とその効果
どうやったらEMSを効果的にバストアップに繋げられるかということで、その方法を説明して
いきたいと思います。
しかし、実際の手順は簡単で肩甲骨辺りにEMSマシーンを貼り付けて起動するだけ。
このとき気をつけたいのは左右のバランスが取れているかどうかをチェックすることです。
毎日のケアが必要なバストアップですが、バランスが取れていないと胸の大きさも変わってきて
しまいます。必ず行う際には鏡でチェックしてから起動させるようにしてください。
また、なるべく効率よく筋肉を付けるためにも一緒に簡単なトレーニングを行うのもおすすめ
です。ヨガでいうところの合掌ポーズを取りながら、左右の手を押すようにして力を入れると大変効果的。背中側からと鎖骨側から両方の力でより短期間でバストアップが達成されることに
なります。
ちなみにこの背中にEMSを装着するという方法で、どれくらいのバストアップ効果があるかといいますと、3ヶ月試した結果として「BカップがDカップにアップ」したという方もいます。
エステサロンで背中のケアをしてもらっていたところ、気付いたらバストのサイズがアップして
いたことに気付き、自宅でもEMSを継続して使ってみたらなんと2サイズもアップしたということですからかなり驚きの結果といえるでしょう。
また、背中の筋肉を鍛えるということは姿勢の改善にも繋がっています。
そのため、背筋が良くなることで自然と胸も上に突き出すような形になり、キレイなバストラインが作り出されていくというわけです。たしかに猫背の場合はバストが垂れ下がりがちですし、姿勢の良い方はバストラインだけでなく身体全体のラインが美しく見えますよね。
こうしたことからも背中を鍛えることはバストアップに繋がりますので、ぜひEMSを使って美しいバストラインを目指してみてください。
小型EMSで小胸筋を鍛える方法
背中を鍛える以外にも小型のEMSを使って小胸筋を刺激するのもバストアップには効果的です。
先ほどは背中側からバストを引っ張る力を鍛えましたが、こちらは純粋にバストを支えている筋肉を鍛える方法です。よくバストアップのトレーニングで「大胸筋」を鍛える筋トレが効果的と説明されることが多くありますが、EMSで鍛える部分はその内側の小胸筋です。
小胸筋は脂肪と大胸筋に隠れた位置にある筋肉なので、自分でトレーニングしようと思っても
なかなか効率的に鍛えることができません。
しかし、そこで効果的なのがEMSの役割です。
元々電気を使って身体の内部に刺激を与えるのがEMSの効果ですから、深層部分にあるインナー
マッスルを鍛えるのには非常に適したマシーンとなります。
特にバストアップにはハードなトレーニングが必要となりますが、このEMSを使えば簡単に
インナーマッスルを鍛えることが可能です。
こちらも方法は簡単、鎖骨下にあてるだけ
方法としては背中側と同じで鎖骨の下にEMSを装着するだけでOKです。
もしハンディタイプのものがあればそちらの方がより効果的です。
鎖骨の下を美顔ローラーのようにコロコロ転がしながらEMS効果を与えるだけで小胸筋を鍛える
ことになります。固定して装着するタイプのEMSを使う場合は少し注意が必要で、放置しておくと知らない間に青あざのようなものができるケースがあります。
これは胸の上の血管がダメージを受けていることを表わしていて、特に肌の弱い方だと顕著に出てしまいます。こういったことも考えられるので可動式のハンディタイプがおすすめなのですが、
ない場合は最初に一番弱いレベルで試してから徐々に出力と時間を延ばしていくようにして
ください。背中と違って胸の上部の肌や血管は非常にデリケートです。
また、女性の場合はファッションによっては胸元が見える可能性もありますので、青あざなどが
あったら恥ずかしい思いをするかもしれません。
こうした点に注意をはらいながら小胸筋のトレーニングにEMSを利用してみてください。
バストアップ用のEMS「フェミニンフィギュア」も販売されている
EMSは基本的に直接のバストアップに適さないということを説明しましたが、
実はバストアップ専用のEMSも販売されています。
それが美容系グッズ販売会社OMNIから出されている「フェミニンフィギュア」です。
こちらはバストアップ専門のEMSということで、かなり珍しいタイプとなっています。
フェミニンフィギュアの特徴
フェミニンフィギュアの特徴はなんといってもバストに直接装着してダイレクトに刺激を与える
ところです。乳房を包むような形で設計された輪っかを装着し、大胸筋や小胸筋にEMS特有の振動を与え、マイクロカレントによる微弱電流を流すことで肌にハリを生み出すようになっています。
また、バストトップにコンフォータブル振動を加えることで女性ホルモンの分泌を促し、バストのサイズアップ効果を実現させています。この3つの刺激がフェミニンフィギュアの働きで、直接的なバストアップに効果があるとされているわけです。
しかし、こちらは実際に使ってみるとサイズが合わないこともあり、ちょっと万人向けとは
いえないかもしれません。
一応実際に使ったことがあるという方の中で、ポジティブな意見を少し集めてみました。
フェミニンフィギュアの良い口コミは?
胸が大きくなるかは分かりませんが、マッサージ器具として考えるととても気持ちがいいです。
バストアップに効果的なEMSの使い方まとめ
ご覧のようにバストアップ専用のEMSもありましたが、それよりかは通常のEMSを使って背中や小胸筋を鍛えた方が効果的だと考えられます。もちろんバストアップ専用EMSが悪いというわけ
ではありませんが、サイズ感などに注意して購入しましょう。
女性にとっての悩みの種でもある美しいバストライン作り、ぜひご紹介したEMSトレーニングを
取り入れてみてください。
バストアップというよりかは引き締め効果があり、垂れ下がるのを防いで
くれる感じかと思います。