何となく気になる【くすみ】老け顔に見えてしまうくすみの原因と解消法とは

顔がくすんで見えるときありませんか?顔がくすむと疲れて見えたり、実年齢よりも老けて見えたりします。特に夏はくすみやすい傾向にあります。
シミやシワと違ってくすみの肌トラブルは自覚しにくいので放置してしまいがち!
透明感がなく、ツヤが失われてしまった肌はオトナ女子のテンションを下げてしまいます。
それでは仕事もプライベートも楽しめる余裕が出てきません!
一体どんな人が顔のくすみで悩みやすいのでしょうか。また、くすみを解消してくれる方法などをまとめてみました!

顔のくすみの原因とは

一体どんな人が顔のくすみで悩みやすいのでしょうか。
くすんでいる顔はどんよりと不健康顔そのもの。顔がくすんでしまう原因を調べてみました。

乾燥

肌は乾燥して水分を失うと外部刺激から肌を守るための肌のバリア機能が低下します。
そうすると肌のターンオーバーが乱れてしまうので、肌細胞の再生がうまく機能しなくなくなります。
通常お肌の新陳代謝は28日周期で生まれ変わりますが、肌が乾燥してしまうと、この28日周期のサイクルよりも、早く角質層が剥がれたり、もしくは肌のターンオーバーのサイクルが長くなってしまい、古い角質層が蓄積していき、肌のコンディションが悪くなってしまうことがあります。
もともと角質細胞そのものが若干黒みを帯びているので、ターンオーバーが長くなってくると肌の色が灰色のようにくすんで見えるのです。

肌が乾燥してしまう原因として、過剰な洗顔方法・保湿不足・環境要因などが挙げられます。
洗顔回数が多かったり、チカラ強くゴシゴシと洗っていると肌の潤いを保つのに必要な皮脂も洗い流してしまうので、乾燥しやすくなることがあります。
洗顔後の保湿ケアも化粧水のみで済ませてしまったり、怠っていると肌の内部に必要な水分がすぐに蒸発してしまうのでは肌の乾燥を招いてしまいます。
乾燥はくすみだけでなくさまざまな肌トラブルを招いてしまうので要注意です。

老化・糖化

なかなか改善しないくすみの原因の1つに【老化】【糖化】が考えられます。
実は皮膚の老化と糖化には大きな関係があるのです。
肌老化には紫外線・乾燥・酸化の3つが主に挙げられるのですが、この3つとは別でもう1つ肌の老化の原因になっている要因があります。それが糖化。
糖化とは、わかりやすく言うと【焦げ付き】のこと。ホットケーキの焦げ色の原因は、小麦粉や砂糖・卵・牛乳などに含まれる糖質とタンパク質が加熱されてできるものが焦げの正体。
それと全く同じ現象が肌の内部でも起こっているのです。
皮膚の糖化が進むと、糖が肌のコラーゲンに絡みつき、カラメルのようにカチカチに固まってしまいます。そうすると肌のハリを保っているコラーゲン線維に悪影響を与え、プルプルとした肌の弾力性がなくなり、色も色白から黒ずんだ色になり、肌の老化を促進させてしまいます。

糖化はある日突然起こるものではありませんし、珍しい現象でもないです。
糖化とは普段の食生活のバランスがそのまま糖化につながっているのです。
糖化を悪化させてしまう要因として、
高血糖の状態が続く・加工食品や肉類を多く食べる
などが挙げられます。
甘い物が好きだったり、ベーコンやソーセージなどの加工食品を食べる機会が多い人は要注意です。
簡単な糖化対策としては、一番最初に生野菜を摂取すること(ベジファースト)や食物繊維の多い野菜を食べる。といった方法があります。
食物繊維の多い生野菜を食べるのがベストです!
あとは血糖値が急激に上がらない食べ物をチョイスするようにするとより良いです。

甘くて美味しい「糖」の誘惑には気をつけましょう!

紫外線

くすみだけでなく肌トラブルのきっかけとなるのが乾燥ともう1つ。紫外線です。
紫外線は常に降り注いでいます。曇りの日だろうが、雨の日だろうが、紫外線の危険に私達はさらされているのです。
紫外線を浴びてしまうと炎症が起きやすくなることはご存知の人も多いと思います。
その炎症がきっかけとなり、メラニン色素が過剰に生成されます。
紫外線は肌を乾燥させてしまうので、肌のバリア機能が低下してしまった肌は、新陳代謝がうまく行われず、メラニン色素を含んだ古い角質が剥がれ落ちることなくその場に停滞。

その結果透明感のない肌になってしまい、くすんだように見えてしまうのです。
バリア機能が低下した肌は、分かりやすくいうと無防備な状態。小さな刺激にも敏感に反応しやすくなってしまいます。
簡単に紫外線が肌の内部に浸透しやすくなってしまうので、シミやそばかす、くすみの原因であるメラニン色素が過剰に生成されてしまうので、肌の色が暗くなったり、色素沈着を起こしてしまいます。

血行不良

くすみを引き起こす原因の中でも多いのは【血行不良】によるもの。
血行不良によって、顔の血色や顔色が悪くなってしまう場合と、肌のターンオーバーが乱れて角質が厚くなってしまう(角質肥厚)場合とで大きく分かれます。
ストレスや睡眠不足が続くと血液の流れが滞りやすくなります。そうなると血液中に含まれる酸素が少なくなってしまうので、血液の色が濁った赤紫色になってしまうのです。
血液が濁ってしまうと、肌を通して透けて見えることで顔がくすんだように見えることがあります。

もう1つは血行不良になってしまうと、肌に必要な栄養素が血液の流れに乗って供給されなくなることから、肌のターンオーバーが乱れることで起こります。
どちらにせよ肌からは透明感は失われ、老け顔に拍車をかけてしまうので要注意です。

顔のくすみを改善・解消する方法

顔のくすみを引き起こす原因をいくつかご紹介してきましたが、いくつ当てはまりましたか?
くすみの原因を知ることができたら、次はくすみを取り除く方法です!

顔マッサージ

顔マッサージを行うことで、顔周りの血行促進になり肌のターンオーバーを整えてくれる効果があります。健やかでキレイな肌を取り戻すには自分でできるマッサージや体操で滞りがちな血行を促進してあげましょう!
くすみだけでなく、シワや乾燥などの予防にも繋がるのでオススメです。

①中指と人差し指に乳液やクリームを乗せます。もしくは直接顔につけてください。

②口角~頬~顎関節まで2本の指をつかってクルクルと優しく滑らせていきましょう。
目の下あたりまできたら、口下を左右にマッサージ。

③小鼻の際を上から下に向かってさすります。眉頭からおでこに向かって引き上げるようなイメージでマッサージします。

④最後に眉間から鼻筋に向かって流してください。

この顔マッサージはほんの一部です。ネットなどで調べればくすみに効果的なマッサージの方法はたくさん出てくるので、もっと念入りに行いたい人は調べてみてくださいね。

入浴

カラダの血行が悪くなると、血液がカラダの中心にある内臓に集中してしまうので、末端まで血液が行き渡らなくなります。実は顔も末端の一つ。
冷え性の人の手や足が冷たいのもそのため。血行不良はくすみを引き起こす前段階のようなものです。これ以上くすみが悪化しないように対策をすることが重要です。
全身の血行を良くする方法として一番気軽に取り入れることができるのが「入浴」です。
カラダの芯から温まることで、血管が広がるのでカラダの隅々まで血液が巡るようになります。
最低でも20分はゆっくりと入浴するようにしましょう。
20分の間にカラダの芯まで温めるプチポイントとして、塩を入れたり酒を入れたりすると全身ポカポカになります。
お風呂から上がる頃には顔色も血色の良いピンク色になっているはずです。

運動

顔にくすみを感じるとき、もしかしたら「運動不足」が原因かもしれません。
運動不足だと血液の循環が滞りがちに。
特に足の筋肉を使う機会が少ないと、顔色が優れなかったり、太りやすくなったり‥
良いことは1つもありません。
人間の基礎代謝量は10代後半をピークに、緩やかに低下していきます。30代~40代にかけてはガクンと落ちていきます。
いつの年代も適度な運動を習慣として取り入れることが、健康面にも美容面にも大きなプラス要素です。
筋肉がついていないと健やかで若々しいライフスタイルを送るのは難しくなってきます。

せめて一日に30分から1時間はウォーキングをすること。難しいときは週の半分は軽く汗ばむくらいの運動を取り入れることをオススメします。
運動をすると新陳代謝が高まるので、肌細胞の生まれ変わりもスムーズになりますよ!

余分な角質をオフ・保湿

シミやニキビ、シワなどの肌トラブルはわかりやすいですが、くすみは分かりづらいですよね。
ですがこれから暑くなってくるとシミやシワだけでなく、くすみといった症状が悪化しやすい時期でもあります。
くすみを解消する方法としては、【角質オフ】のケアがとても重要になってきます。
乾燥や紫外線などの影響により肌のターンオーバーが乱れてしまうと、剥がれ落ちるはずだった古い角質が肌の表面にいつまでも残ったままになってしまいます。
これを【角質肥厚】と言います。角質肥厚でくすみを起こしている場合は、保湿するまえに古い角質をピーリングで取り除き、その後に美容液などで保湿をしてあげる必要があります。

古い角質が残ったまま、美容液などの保湿成分を浸透させようとしてもなかなか浸透しません。
そこでピーリングで古い角質をオフしてあげることで、肌にとって必要な栄養素や有効成分が信用しやすくなり、くすみを改善することができます。
オススメはセラミドが配合されているスキンケアアイテムを使用すること!
セラミドの保湿効果で肌に潤いが戻ってきます。

まとめ

「なんだか顔色がさえないなあ」というときは、くすみが原因かもしれません。
顔がくすんでいるとメイクのノリもイマイチ。
それでは仕事のパフォーマンスも下がってしまいそう!自分の顔がくすんでいることに気づいたら早い段階で、くすみをオフする対策を取り入れましょう!
くすみをオフすることで、元気のなかった肌に栄養をチャージすることができます。
くすみを取り除いたあとは【保湿】を忘れずに!