モデルのようなスラリと真っ直ぐな脚がほしい‥そんな憧れをもったことはありませんか?
誰だって太い脚よりも、適度に引き締まっている細めの脚のほうが好きですよね!
それに太ももと太ももの間に隙間があるほうがデニムなどもキレイにキマリます。
普段の生活だとどうしても太ももの内側にある【内転筋】よりも、太ももの外側の筋肉を使いがちです。
美脚になるには【内転筋】が一番大事な筋肉!そこで今回は美脚になるための内転筋トレーニングをご紹介したいと思います。
目次
内転筋とは?
内転筋とは太ももの内側にある筋肉のことです。また太ももの内側にある筋肉の総称でもあります。
内転筋は長内転筋・短内転筋・大内転筋・恥骨筋・薄筋の5つに分かれています。
太ももの付け根から膝の内側までをつないでいる筋肉で脚の動きにとても重要な役割を果たしています。そしてこの内転筋は意識していないと鍛えにくい特徴があります。
「あぐらをかく」「椅子に座っているときに膝同士がくっついていない」
こういった覚えがある人は内転筋が衰えている可能性がかなり高いです。
普段の生活を送っているかぎり内転筋は意識して使う筋肉ではありませんが、脚を閉じる・骨盤を安定させるという重要な働きがあるので美脚作りにはとても重要な役割があるのです。
内転筋を鍛えることでどんな効果があるの?
①脚が細くなる
なんといっても内転筋を鍛えることで得られる効果は脚が細くなることです。
内転筋を鍛えることで内ももが引き締まります。太かった太ももが細くなることでO脚の改善やや下半身太りも解消できる効果があります。
②むくみ解消
女性が悩みがちなことといえば「むくみ」
このむくみというのは、体外に排出されるはずの余分な水分が体内に滞っている状態にあります。
実はむくみやすい人というのは筋力不足が原因の場合があります。
下半身の筋肉はポンプの役割も果たしているので、下半身の筋力が衰えれば下半身に溜まった余分な水分や毒素をデトックスできにくくなってしまうのです。
そこで普段意識しないと使う機会が少ない内転筋を鍛えることで、リンパや血液の流れを促してくれる効果があるのです。
③骨盤や内臓の位置が整う
実は内転筋は全身の筋肉の連結を深めたり、働きを助ける縁の下の力持ちのような筋肉でもあります。
つまり内転筋が衰えていると全身のバランスをとりにくくなってしまうのです。
内転筋を鍛えることで骨盤が整います。骨盤が整うということは骨盤内にある内臓の位置も整うので、女性が悩みがちなポッコリお腹にも効果的ということ!
内転筋をトレーニングすることで美脚だけでなく、お腹周りにも嬉しい効果が得られるのです。
④運動機能をアップさせる
内転筋を鍛えたりストレッチをすることで運動機能を高めることができます。
上記でもご説明しましたが内転筋は普段の生活では使われにくい筋肉です。
だからこそ意識して鍛えたりストレッチをすることが大切なのです。
内転筋を鍛えることで運動機能を高めることで、骨盤~下半身を安定させてくれます。
安定感が増すので自然と色々な運動ができるようになるのです。
簡単内転筋チェック!
自分の内転筋が鍛えられているのか、衰えているのかを簡単にチェックすることができます。
内転筋が衰えていると足を閉じている状態が苦しくなってきます。
普段から椅子に座るときに膝が離れている状態が多いときは、内転筋が衰えている可能性が高いです。
②脚を真っ直ぐに伸ばして床に座ります。伸ばしたまま脚を上に持ち上げてみます。
このときに脚が持ち上がらなければ内転筋が衰えている状態です。
③横向きに寝てみます。上側になった脚を上げて10秒間キープできなれば内転筋をはじめとする太もも全体の筋力が弱くなっている証拠です。
誰もが振り返る美脚を手に入れるためには【内転筋】を鍛えることが絶対に不可欠です!
内転筋が衰えてくると脚を閉じる力が弱まります。そして脚が外側へと開いていき【O脚】になってしまいます。
それに内転筋がある部分は血液やリンパの流れにとっても大切な働きをしています。
内転筋の力が弱いとセルライトができやすくなるので、特に女性にとっては内転筋を鍛えることが美脚への一番の近道とも言えるでしょう。
美脚がほしい人は絶対にしてほしい!内転筋トレーニング
タオルはさみ
これは仕事中やテレビを見ながらでもできる簡単なトレーニングです。
仕事をしている時間を無駄にしない‥時間と空間を有効活用したトレーニングです。
薄めのノート・もしくはタオル・本などを膝と膝の間に挟むだけ!
落とさないようにするのがポイントです。
座りながらするトレーニングなので、息が上がることもありませんし仕事中でも簡単にできます。
ワイドスクワット
これも自宅で簡単にできる内転筋トレーニングになります。ワイドスクワットは内転筋だけでなくお尻にもアプローチしてくれるのでヒップアップ効果も期待できます。
②太ももが地面と平行になるまで腰をゆっくりと下ろしていきます。このときに太ももの内側の内転筋に負荷がかかっていることを意識して下さい。
③数秒キープしたら元の位置にまで戻っていきます。15回から20回を目安に行いましょう。
できれば15回✕3セット行うのがオススメです。
太ももを動かす際は反動で行わないように注意してください。
サイドランジ
脚を横に大きく踏み出すことでお尻の大殿筋と太もも裏のハムストリング・そして内転筋も同時に鍛えることができるトレーニングになります。
より下半身を引き締める効果が高いトレーニングです。
②片脚をできるだけ遠くに踏み出します。このとき脚を真横に開くよう意識しましょう。
③真横に大きく踏み出した脚に体重を乗せるようにして体勢を落とします。
④股関節を伸ばしながらゆっくりと元の位置に戻ってください。10回~15回行いましょう。
15回✕3セットを目安に行いましょう。手にダンベルを持ちながらやるとより負荷がかかるので、トレーニング効果が高まります。
寝たままでできる!内転筋トレーニング
このトレーニングは自宅で横に寝転がったままできる内転筋トレーニングです。
レッグアダクションと呼ぶこともあります。
筆者もジムに行かない日などはこのトレーニングで内転筋を鍛えています。
②安定させるのが難しいので右手と右足はカラダの前方に置きます。
③左足を伸ばしたままで上下に動かします。10回ほど動かしましょう。このとき脚が床につかないように気をつけてください。
バレエダンサーなどもやっているトレーニングなので、美脚効果は抜群です!
お尻も鍛えて美脚に!バックキック
内転筋メインのトレーニングも大事ですが、内転筋と太もも裏にあるハムストリング・お尻の大殿筋なども一緒に鍛えると美脚効果が抜群です!
②数秒キープしてから元の位置へ戻していきます。
③この動作を左右交互に10回ずつ行います。3セットを目安に行いましょう。
内転筋トレーニングも大事だけれど‥ストレッチも忘れずに!
美脚作りには内転筋トレーニングが一番の近道です。
ですが、トレーニングだけをしていてもキレイなラインの脚にはなれません。
トレーニングの前後で行うストレッチがとても大切なのです。
ハムストリングのストレッチ
②背筋を伸ばしたまま、軽くお辞儀をするように上体を前に傾けて、太もも裏のハムストリングスを伸ばします。ゆっくりと呼吸をしながら約10秒キープします。
③次は前後の脚を入れ替えて、同じ動作を行いましょう。
②ゆっくりと上半身を倒していきましょう。倒していくときに骨盤を立てておくのを意識しましょう。
③股関節と内転筋がストレッチされているを感じながら行ってください。
ヨガの女神のポーズ
②息を吐きながら膝を曲げていき、太ももが床と平行になったところで10秒ほどキープしましょう。
③上半身が前のめりにならないよう気をつけましょう。おへそを上に引き上げるようなイメージで背中を真っ直ぐにしましょう。
吸う息でもとの位置まで戻っていきましょう。
ヨガのかんぬきのポーズ
②右足を横に開いてつま先を正面に向けます。正面から見たときに足が直角三角形になっている姿をイメージしてください。息をゆっくりと吸いながら左手を天井へ向けて真っ直ぐに伸ばします。
③右手は右足の太ももに軽く置きます。ゆっくりと滑らせるようにして上体を右側へ傾けていきましょう。
天井へ伸ばした左手は上体が右側へ傾いていくときに同じように右側へ傾けていきます。視線は左手の指先を見るようにしましょう。
④その状態のままで深呼吸を30秒から1分キープします。深呼吸が終わったら元の位置に戻って反対側も同様に行ってください。
まとめ
美脚といえば‥女性の憧れそのもの!そして下半身の筋肉のなかでも内転筋はとても重要な筋肉です。
内転筋はトレーニングも大事ですしストレッチも重要です!
内転筋へのアプローチを意識して、スラリとした美脚を作り上げましょう!