女性が年代に関係なくほぼ每日していることはメイクではないでしょうか。
特に顔の印象を左右するのが「アイメイク」です。そのアイメイクの印象を大きく占めているのがまつ毛の存在。
女性は誰しも長くて、太さのあるボリューム感あるまつ毛に憧れをもっています。
自まつ毛をより長く太く見せようとしてマスカラを何度も塗り重ね、その後にビューラでまつ毛を持ち上げる。そうすると知らないうちにまつ毛に負担をかけていることになります。
まつ毛のボリュームが少なくなり、スカスカになっていることも!
最近はビューラーでまつ毛を持ち上げる手間を省こうとしてまつ毛パーマを当てたり、
まつ毛のボリュームに自信がないからまつ毛エクステをつけてすっぴんの状態でもバッチリした
目元を演出している女性が多くいます。
特にまつ毛エクステは依存性が高いのでやめたくてもやめられない女性もいます。
自まつ毛がしっかり生えていて適度な濃さとボリュームがあればパーマやエクステに頼る必要は
ありません!これからは【まつ育】の時代です!
そこで今回は魅惑的できれいな自まつ毛を育てる方法をいくつかご紹介したいと思います。
目次
髪の毛や肌が生まれ変わるように【まつ毛】にも生えかわる周期がある。
実は肌や髪の毛と一緒でまつ毛にも毛周期といって毛が新しく生え変わる周期があります。
髪の毛は3年から6年のサイクルで、肌は正常な人で28日で入れかわります。
その人の食生活やライフスタイルなどで多少の誤差は出てきますが、まつ毛の毛周期はだいたい
3ヶ月前後で生え変わります。
まつ毛の毛周期は【成長初期・成長期・退行期・休止期】の4つに大きく分けることができます。
この周期を知らずにまつ毛パーマやまつ毛エクステをつけてしまうと
せっかく高い金額を出してまつ毛をキレイにしてもすぐにまつ毛が抜けてしまう‥ということが
出てきてしまいます。
パーマやエクステも良いですが自まつ毛がしっかりと生えていて良い状態でいることが大切
なのです。
肌や髪の毛をケアすることと一緒でまつ毛も大切にいたわってあげることを意識してみませんか?
まつ毛パーマのメリット・デメリット
くるんと上を向いた自まつ毛。
自まつ毛にパーマをかけることでまつ毛をしっかりとビューラーで上げる手間がないので非常に楽です。每日ビューラーでまつ毛に負担をかけなくてすむようになるのでメイク時間を短縮することができます。ですがデメリットとして【まつ毛が痛む】ことがあげられます。
髪の毛にパーマをかけたときと同様に毛がパサついて傷みやすくなるので自まつ毛への負担が
大きくなります。そしてエクステとは違ってボリュームや長さを演出することはできません。
そしてまつ毛パーマは永久的に持続はできないのでパーマが落ちてくれば再度まつ毛にパーマを
かける必要があります。
メイク時間の短縮にはなりますが、自まつ毛へのダメージが大きいのがまつ毛パーマの特徴です。
まつ毛エクステのデメリット
最近はまつ毛パーマをする人よりも手軽に目元の印象を華やかに変えてくれるまつ毛エクステの
ほうが大人気です。つけまつ毛をつけるよりも自然なまつ毛の状態に見せてくれます。
そしてまつ毛をつけてくれるアイリストの力量によって様々なデザインを試すことができるので自分が求める理想の女性像に合わせて目元の印象を変えることができるのもまつ毛エクステの大きなメリットではないでしょうか。
特に夏場などはプールや海に行くときにエクステをつけておけばマスカラでパンダ目になったり、つけまつ毛が水分で取れたりすることもありません。
何よりもまつ毛エクステのメリットはすっぴんでも目元が目元がパッチリになることです。
ですがデメリットもあります。
それは24時間常にまつ毛に負担をかけていることです。
専用のグルーでまつ毛に沿わせるようにしてエクステを接着させるので手軽で華やかになるぶん
自まつ毛には大きなダメージがかかっています。
人によってはまつ毛エクステのグルーが合わなくてまぶたが腫れてしまう人もいます。
なので初めてまつ毛エクステをするときはパッチテストを受けなければなりません。
そしてまつ毛エクステの場合はクレンジングを変えなければなりません。
エクステの接着剤であるグルーがオイルを使用しているクレンジングとの相性が悪いので、まつ毛エクステが取れやすくなってしまうのです。
まつ毛エクステをしているときはオイルを使用していないミルククレンジングやジェルタイプの
ものを使用しなければなりません。
簡単に目元が華やかにはなりますが、その分手間ひまがかかってしまうのがデメリットな部分でもあります。
魅惑的でキレイな自まつ毛を育てる!まつ育の方法
人の顔の印象を左右する目元。目の周りの皮膚はとても薄く繊細です。
まつ毛パーマやエクステ、またはウォータープルーフマスカラなどはまつ毛だけに限らずに繊細な目元の皮膚の状態にも影響が出てしまうことがあります。
【きれいな自まつ毛を育てる】ことは目の周りのケアにも繋がります。
まつ毛にダメージを極力与えずに、まつ毛に必要な栄養素を与え成長を促してあげることが
【まつ育】にはとても大切になってきます。
【正しいまつ育】目元の乾燥を防ぐ
まつ毛の平均的な長さは約1センチ前後です。長い人は2センチくらいある人もいますがほとんどの人は1センチ前後ではないでしょうか。
上記でもご説明しましたがまつ毛の毛周期は三ヶ月程度です。そこから一日に約3本~5本ほど
抜けています。
眠るときなどにうつ伏せで寝る癖がある人は枕とまつ毛が接触する頻度が高いので、
その分まつ毛に摩擦が起きやすく乾燥しやすくなるので痛んでしまい通常の状態よりもまつ毛が
弱りやすく抜け落ちてしまいます。
そこに冬など寒くて乾燥する季節がやって来ると余計に乾燥しやすいので意識して目や目の周りの保湿を心がけることがまつ育に繋がります。
今すぐに取り入れられる保湿方法は、ワセリンや馬油で乾燥を防ぐ方法です。
ワセリンはドラッグストアなどに売っているので簡単に手に入れることができます。
使い方は両方とも綿棒に少量のせてまつ毛の根元に塗っていきます。
筆者の場合ですが乾燥を感じたときは根本だけでなくまつ毛の毛先まで塗って乾燥を防ぐことも
あります。
最低でも眠る前の夜1回は保湿するようにするとまつ毛の状態が徐々に良くなってくるでしょう。
【正しいまつ育】まつ毛専用の美容液を使う
肌をキレイにキープしたいからこそ私達は化粧水や乳液に美容液を使いますよね。
髪の毛だとトリートメントをすることで髪の毛に水分と栄養分を与えることができます。
まつ毛も同様にまつ毛美容液を使うことをオススメします。
まつ毛に必要な栄養分を与えることでまつ毛の成長を促すことができます。
まつげ美容液でまつ毛を保湿ケアしてあげることで強くしなやかでふさふさのまつ毛を育てることができるのです。そしてまつ毛美容液には目元の乾燥を防いでくれる効果もあるので一石二鳥と
いうことになります。
まつ毛や目元に潤いを与えて、弱りやすいまつ毛にハリとコシが戻ってくるとまつ毛の生え変わるサイクルを長くすることができます。
今は様々なまつ毛美容液が販売されているので是非チェックしてみてください。
【正しいまつ育】睡眠をしっかりととる
意外なのがまつ育と睡眠の関係です。まつ毛の状態と睡眠にはとても深い関わりがあるのです。
よく「ゴールデンタイム」や「シンデレラタイム」と呼ばれる時間帯があります。
午後の10時から深夜の2時の間のことを指しますが、
実はその時間帯は【成長ホルモン】の分泌が盛んになる時間帯なのです。
この成長ホルモンが分泌される最低条件として「眠っている」ことが必要になってきます。
この成長ホルモンは肌のターンオーバーを促して新しい皮膚へと再生させていくのでツヤのある
健康的で綺麗な肌を保つことができるのです。
何よりもゴールデンタイムに眠っている人は夜更かしをしている人より見た目年齢が若いという説もあります。睡眠は人間のカラダの成長を促すだけでなく日中に受けたダメージを修復する働きもしてくれています。これはまつ毛にも同じことが言えるのです。
ゴールデンタイムにしっかりと眠ることで、まつ毛の成長を促すことができます。
眠りについてから3時間は毛が伸びようとする働きと同時に乾燥などで傷んでしまったまつ毛の
ダメージも修復してくれます。
「ゴールデンタイム」や「シンデレラタイム」に眠る習慣をつけることでまつ育効果を体感
できます。
【正しいまつ育】目の周りの血行を良くする
パソコンやスマホと触れ合う機会が多い現代人は常に眼精疲労を抱えています。
至近距離でパソコンやスマホの液晶を見つめることと液晶から放たれているブルーライトは
視神経に大きな負担をかけています。
眉頭のところが凝っていたり、こめかみを締め付けるような痛みが走ることがありませんか?
いくらまつ毛に良い美容液などを使っても栄養分がまつ毛の根元に届かないと意味がありません。
そこで目の周りの血行を促してあげるマッサージが有効な手段となってきます。
一番簡単な方法はお風呂でタオルをお湯で濡らし、水気を絞り目の上に当てるという方法です。
ホットタオルの蒸気で凝り固まっていた目の周りの筋肉や血液の循環が良くなるので眼精疲労を
癒してくれる効果があります。
ホットタオルの上から軽くツボ押しをすることでまつ毛に栄養が届きやすくなります。
まつ育だけでなく目のむくみやクマにも効果的な方法です。
まとめ
きれいな自まつ毛を育てるまつ育の方法をご紹介しましたがいかがでしたか?
まつ毛パーマやエクステも女性は大好きなメイク方法の1つですが、まつ毛にかかっている負担は大きいのです。
できることならまつ育で自まつ毛を良い状態にし、長さと太さを持った強いまつ毛になりたいものです。これからは【まつ育】の時代です。是非参考にしてみてくださいね。