美容マニアでも見落としてない?!乾燥を防ぐパーツごとの潤いケア

美意識の高い女性は世の中に多く存在しています。
こまめなスキンケアとインナービューティーを意識した習慣を取り入れていたりと、女性にとって【美容】というのは人生を輝かせる重要なものです。
どんなに美容マニアや美意識の高い人でも、顔やカラダのパーツごとに肌の乾燥度合いが
違ってくるということ・そのパーツごとに丁寧なケアが必要なことを知っている人はどれくらい
いるでしょうか。今回はパーツによって肌のコンディションが気になる‥といったときに役立てるような情報をまとめてみました!

もう見逃さないで!パーツごとのケア

顔を触ったときの肌触りと、カラダを触ったときの感触は違うと思います。
皮膚の厚みもパーツごとによって全く違ってくるので、パーツごとによって行いたいケアも
もちろん違ってきます。皮膚のケアで一番抑えておきたいポイントは【乾燥】です。
肌が乾燥していると、粉をふいたり、痒みが出てきたり、時には皮膚の色が変色することもある
ので、肌から潤いが逃げていかないよう丁寧にケアをすることが大事です。

目元

ある程度年齢を重ねてくると、見た目年齢を大きく左右するのが【目元】です。
目は口ほどにモノを言う。という言葉があるくらい人の目に入りやすい場所。
目元の悩みといえば、小じわ・クマ・くすみなどが表れやすいパーツでもあります。
顔のスキンケアを頑張ることはあっても、目元のケアを意識している人や目元ケアを始める人は
遅い傾向にあるようです。本格的に目元のシワなどが気になり始める40代以降からとりかかっても、効果を体感するまでに結構時間がかかってしまうので、
早いうちから目元ケアを始めることで、小じわやくすみなどを予防することができます。

目元の皮膚は他の部位に比べて、厚さが3分の1ととっても薄いので乾燥しやすいパーツです。
またまばたきを行うので、目の周りに負担が少なからずかかりやすく、皮膚のたるみや小じわと
いった悩みが深刻化しやすいのです。
皮膚が薄いということは、乾燥しやすいということでもあり、目元の若々しさを保つためのケアを行う必要があります。目元のハリや弾力を取り戻し、キープしてくれる成分が【ヒアルロン酸】
です。ヒアルロン酸は目元だけでなく皮膚全般のハリや弾力をキープしてくれる有効成分です。
目元専用の美容液などを選ぶときは目元の薄い皮膚を乾燥から守ってくれるような成分が配合
されているものをチョイスしましょう。

手・爪先

女性の雰囲気がキレイに見える特徴の1つとして手元の所作が【美しい】ということが
挙げられます。そこにケアが行き届いたツヤのある爪先や、血色の良い色をした手元などは、
その人自身の美意識を感じるところでもあります。

手元のケアを忘れずに取り入れている女性は少なからず清潔感を雰囲気の中に感じる素敵な
ポイントです。

手元ケアで一番マストなのはハンドクリームやキューティクルオイルなどで乾燥から肌を守る
こと。お手洗いのあとだけでなく、洗い物などをする機会の多い女性は洗浄料によって肌に必要な皮脂も洗い流してしまっているので、こまめな保湿ケアが必要です。

ハンドクリームを手元に塗るときは爪先まで塗るようにしましょう。
爪の甘皮付近が乾燥すると白く浮いてきて手や爪先の見栄えが悪く見えたり、痛いささくれが
できやすくなるので、クリームや爪専用のキューティクルオイルなどでしっかりと保湿をして
あげましょう。特にこれからの季節は紫外線も強く、日焼けをしやすくなるので、手元を紫外線による乾燥と日焼けから守るためにグローブなどを着用するのも手元の美しさをキープする秘訣
です。

カサカサ唇

毎日リップクリームを塗っていても唇の皮がボロボロにむけたり、シワシワになることありませんか?唇は水分を保持する角質層がとても薄く、肌を保護してくれる役目である皮脂を分泌する
皮脂腺がないので些細な影響で荒れやすいパーツです。
唇がひび割れているだけで女性としては肌にニキビができるのと同じくらいショックなもの。
それに唇がひび割れると同時に出血もしてる‥なんてことも!
理想の唇といえばプルプルと潤ってシワのない血色の良い状態だと思います。

どうすればふっくらとしてぷるんとした唇になれるのか。と考えたときに真っ先に考えるのが
【リップクリーム】を塗ることだと思います。
ですが、リップクリームでは保湿力が足りなくてすぐに乾燥してしまう‥という人もいる
でしょう。そんなときは【白色ワセリン】がオススメです。白色ワセリンはリップクリームよりも保湿力が高く、乾燥もしづらいので唇のひび割れやカサカサに最適です。
他にはリップクリームをたっぷりと塗ったラップをつけて、3分から5分ほど放置するだけで
プルプルと唇に潤いを与えてくれます。

ひどく唇が乾燥しているときは、白色ワセリンを塗ってラップパックを5分ほどおき、
お湯で温めたコットンで優しく拭き取ると、なめらかでキレイな唇になるでしょう。

黒ずんだ小鼻

顔の中でも一番外側に出ているのは鼻です。
特に小鼻の毛穴が黒ずんでブサイクなイチゴ鼻になってしまうとメイクで隠したくなりますが、
余計に酷くなってしまいます。
プツプツと黒くなってしまった小鼻をスッキリとケアしてあげると、小鼻のざらつきも消え、
ツルンとなめらかな鼻に!
イチゴ鼻だと鏡で見るたびにイヤになってしまいます。
正しい洗顔方法をしても、小鼻の黒ずみがなかなかとれない‥という人にオススメなのが
【綿棒とオイル】を使ったケア!

オイルはベビーオイルやオリーブオイル、ココナッツオイルなどのカラダに使用しても負担のないものを使用しましょう。
やり方は

①洗顔をしたあとに、ホットタオルなどを鼻に当てて毛穴を開かせます。
②綿棒にたっぷりとオイルを染み込ませてください。
③鼻全体をオイルのついた綿棒でコロコロと転がしながらマッサージしていきます。
④しばらくすると角栓がオイルとなじんでくるので、再度優しく洗顔を行い保湿をしましょう。

毛穴ケアを行ったあとはしっかりと保湿をしてあげてください。
このときに収れん化粧水などを使用すると毛穴を引き締めてくれます。そのあとに乳液や美容液
などで保湿ケアをしましょう。

パサついた毛先

女性の見た目を大きく左右するのが顔と髪の状態!
髪の毛がうねっていたり、毛先が乾燥してパサついているだけでキレイな姿には見えません。
それに髪の毛が乾燥してパサついているとヘアセットもうまくいかず、髪が横に広がったスタイルになるのでテンションも上がらないと思います。
ツヤサラのキレイな髪の毛になるには月に一回のサロンで行う集中トリートメントも大事ですが、普段のケアのほうが何倍も重要です。

なぜ髪の毛がなぜパサパサになってしまうのか‥それは髪の外側にあるキューティクルがはがれて内部がスカスカの空洞になっている状態といえます。
簡単にいうと髪の毛が外側も内側も【乾燥】しているということ。
髪の毛の水分不足で髪の毛がパサついてしまうことが一番大きな原因です。
乾燥していると枝毛や切れ毛が多くなってきて、ブラシの通りも悪くなりくせ毛になることも‥。
他にもパーマやカラー、紫外線、界面活性剤が含まれている質の悪いシャンプーを使用していると髪の毛は乾燥しやすくなります。
普段から髪の毛の乾燥を防ぎ、改善してくれる方法は、家でできる【トリートメントや
ヘアパック】で髪の毛に潤い成分を浸透させてあげることがオススメです。

シャンプーも洗浄力が強い界面活性剤を使用しているものよりも、
アミノ酸系・添加物が少ない・保湿成分が入っているものをチョイスすると毎日行うシャンプーのダメージから髪の毛を守ることができます。

そしてもう1つ髪の毛を乾燥から守る大事なポイントがあります。
それがドライヤーのやり方!ドライヤーを行うときはずっと温風にしていると思いますが、ここで是非取り入れてほしいコツがあります!
それは塗れた髪の毛をタオルドライしたあとに、ドライヤーで乾かすときに温風だけをずっと
あて続けるだけではなく、合間に冷風を挟むことによってドライヤーの温風による乾燥を防ぐことができ、柔らかい質感の髪を手に入れることができます。
外出する前には、洗い流さないトリートメントなどで髪の毛を紫外線や乾燥から保護してあげると、髪の毛のパサツキやくせ毛を修正することができますよ。

お尻の黒ずみ

女性の美意識は後ろ姿に現れる、と言われます。
ヒップラインがキレイだと後ろ姿も美しくキマりますよね。
ですが、ヒップラインがキレイでもその美しさを台無しにしてしまうのが【お尻の黒ずみ】
お尻の黒ずみの原因は主に、デスクワークなどで長時間座ることによって肌にダメージがおきて
しまうこと・ホルモンバランスの崩れなどがあります。
特に一番多いのが服や椅子との間でおきる摩擦によるダメージです。
肌は刺激を受けるとそれを防ごうとメラニンを生成します。
そして肌を守ろうとして角質を厚くし、だんだんと黒ずんでくるのです。

そんなお尻の黒ずみを解消する方法としては、なるべく刺激を与えないことですが、椅子に座らずに過ごすのも難しいと思います。そこでオススメなのが美容外科やサロンなどのメニューにある【ケミカルピーリング】です。厚くなった角質や黒ずみを取り去ること。
ピーリングに含まれている酸の働きで古い角質を除去し、肌のターンオーバーをアップすることができるので、ざらつきやくすみを改善することができます。
一度だけではキレイにはならないので何回か行う必要があります。

あとお尻も乾燥するので、毎日クリームやオイルなどで潤いを与えてあげることもお尻の黒ずみ
から守る方法です。お尻の黒ずみから解放されて今年の夏はキレイに水着を着れるように
なりませんか。

まとめ

美容マニアでも見落としがちなパーツごとの潤いケアというテーマで執筆してきました。
皮膚の厚みはパーツごとによって全く違ってきます。
パーツごとに最適なケアをしてあげて健やかで美しい素肌をキープしましょう!