【首で年齢が丸わかり!】首のシワを改善する方法と予防策3選

エイジングケアやアンチエイジングなどをイメージしたときに顔のリフトアップやシミやシワの
対策を取り入れている女性はいるけれど
首までエイジングケアをしている人はどれくらいいる
でしょうか。

いくら顔の肌をケアしていても「首のシワ」が目立っていては年齢がある程度バレてしまいます。
プロの美容家の人たちは顔だけでなく首からデコルテにかけてもしっかりとお手入れを
しています。美意識が高いオトナ女子でも見た目年齢を左右する「首のシワ」は自分では
見えにくいのでケアを忘れがちです。

そして顔からデコルテのラインは人目にもつきやすいので人の第一印象に大きく関わっている箇所でもあります。首にシワがない人もある人もこれ以上目立たなくなるように首のシワを改善する
方法と予防策を知ってケアを始めましょう。

首のシワはどうしてできてしまうの?その原因とは

そもそもなぜ首にシワができてしまうのでしょうか。
まず私たちは首を伸ばしたり、上を向く動作よりも下を向いたりうなずいたりする動作の方が
圧倒的に多いのです。
その他にも左右を向いたりと無意識のうちに首を動かしています。

特にデスクワークが多いと首にシワが入りやすい位置で下向きになっていることが多いと
思います。それだけ首の内側に頭の重さの分シワが入りやすい箇所でもあります。
それに首のシワは一度できてしまうとなかなか消えないうえに、シワが大きく見えてしまうので
実年齢よりも上に見られてしまいます。

首にシワがあるだけで実年齢よりもプラス5歳は老けて見えるというデータがあります。
まずは首にシワが深く刻まれてしまう主な原因をご説明したいと思います。

首の皮膚は薄い・加齢

実は首の皮膚は顔の皮膚の3分の2程度しか厚みがありません。
皮膚が薄いということはシワが簡単に入りやすいのです。人間の頭の重さは平均で5キロですが、常に5キロの重さを支えているだけでなく上記でもお伝えしましたが下を向いたり、顔を
動かしたりと仕事量がとても多いので皮膚がたるみやすい部分でもあります。

たるみやすいということはシワが作られやすいことになります。

そして首も顔の肌と一緒で加齢とともにハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンが減少して
きます。首は皮膚が薄いので余計にコラーゲンの減少の影響を受けやすくなります。
このコラーゲンの量は20歳代のころと比べると40歳代の頃には半分も減っているので首まで
しっかりと栄養素を入れ込んであげることが必要になってきます。

姿勢が悪い

首のシワは加齢のせいだと思っていませんか?もちろん加齢の影響もありますが、実は加齢だけが原因ではないのです。首のシワを新たに作ったり、深く刻んでしまうことに普段の「姿勢」が
大きく関係しているのです。

ですから首のシワはオトナ世代だけの問題ではなく20代~30代の若い世代にも他人事ではない問題といえます。
それはスマホやパソコンなどの画面を見るときに顔を前に突き出したようなスタイルになると
思います。もしくは下を向いて画面を見ることが多いでしょう。

そうすると自然と首の内側にシワが入る形になり、首の筋肉を使わないので太ってもいないので
二重あごやたるみといった症状が表れやすくなります。
ずっと下を向いていたり顔を前に突き出す姿勢はたるみを誘発してしまうので老け顔へとますます拍車をかけてしまうことに‥

スマホやパソコンの画面を見ているときは肩が内側に入り、巻き肩になっていることが多いので(猫背のような姿勢)普段から意識して背筋を伸ばし顔が前に突き出ないようにすることで背中や首の筋肉を刺激し、巻き肩を改善することができるのでしょう。
仕事の合間などに肩甲骨や肩周りの血行を促してあげるストレッチを取り入れてあげるだけでも
姿勢改善の効果が高くなります。
姿勢を美しくすることは老け顔や首のシワを解消し予防することにとても役立ってくれる大切なポイントになります。

紫外線

顔を紫外線から守る対策をしている人は多いですが、首までしっかりと紫外線から肌を守るように意識している人は意外にも少ないのです。
紫外線はハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンの働きを低下させます。
そこに首までしっかりとお手入れをしていれば大丈夫なのですが、お手入れ不足だとどんどん首のシワが大きく目立つようになっていきます。
紫外線は空から降り注ぐだけでなく地面からの照り返しもあります。

また、首のシワの間は紫外線が当たりやすくなるのでさらに紫外線の悪影響を受けやすく
なります。
日焼け止めは顔だけでなく首やデコルテラインまでしっかりと塗るようにしましょう。
首も顔と同様に一年中紫外線対策が必要な箇所になります。
そしてマメな塗り直しが首の乾燥とシワを予防してくれるケアになるでしょう。

首のシワを改善したい!!オススメの対策と方法

私たちが思っているよりも首はさまざまな負担を抱えています。
長時間スマホを見たり、デスクワークで姿勢が悪い状態になったり、テレビを見るときに頬杖をついたり、自分の首にピッタリとハマらない枕を使っていたり‥と上げればキリがありません!
これ以上首のシワを増やさないためにも今日から取り入れられる首のシワ対策を3つお伝えしたいと思います。

枕を使わない・もしくは変える

人間の人生の三分の一は睡眠ということをご存知ですか?
睡眠がないと私たち人間は仕事やプライベートを楽しむ余裕が生まれません。
それくらい睡眠は人間の体にとって回復作用が高いのですが、每日の睡眠で欠かせないものが枕です。
枕を自分の首や頭に合ったものに変えるだけでも首のシワを予防し睡眠の質が変わってきます。

*枕が高いと頭が高くなるのでアゴを引いた形になります。
 そうすると首が内側に入ってしまうので首にシワが刻まれやすくなってしまいます。

*枕が低いと高い枕のときとは反対にアゴが上がりやすくなるので口が開きやすくなり
 寝ている間に口呼吸になり口の中が乾燥したり口元がゆるみっぱなしになるので
 顔のたるみの原因にも繋がります。

*堅い枕は首や肩への負担が高いので首コリや肩コリの原因になります。

*柔らかい枕も堅い枕と同様に首に負担がかかりやすいので首のシワができやすくなります。

このように自分に合った枕の高さとサイズを選ぶことが首のシワを予防することに繋がります。
睡眠時のベストスタイルは立っているときと同じ姿勢になることが理想的とされています。
枕の専門店へ行くと首と頭の高さを測ってくれるので自分に合った枕を作れるので首のシワや
肩コリを予防してくれ、睡眠の質もアップすることができます。 

首も顔と同じく保湿する

首の皮膚は顔の皮膚の厚さの3分の2程度しかありません。なので皮膚がたるみやすくシワが
できやすいので顔と同様に保湿を心がけましょう。
皮膚が薄いということはそれだけ乾燥もしやすいといえます。シワや乾燥を改善し予防するには【保湿】が一番大事な対策になります。
顔のスキンケアをしているときに余った液体で首まで伸ばして保湿をしているだけでは30代以降のオトナ世代には効果が薄いので、首も顔と同じように丁寧に保湿をしてあげることで首のシワを改善し予防してくれます。
オトナ世代は加齢にともない肌の潤い不足になりやすいので【保湿】することを日々のお手入れのときに常に意識することがシワをこれ以上増やさないことに繋がる大切なポイントです。

首のリンパマッサージ・ストレッチ

いくら顔が美しくても首元がたるんでいたりシワが入っていると顔の印象が変わって見えます。
上記でご説明した首元の保湿をするときに一緒に取り入れてほしいのが
「首のリンパマッサージ」です。実は首には顔の2倍以上の汗腺があり(夏場に首元に汗を
かきやすいのはそのため)皮膚の厚さも顔の皮膚の3分の2程度しかないので首元まで保湿をして首周りに溜まっている老廃物を排出することができるリンパマッサージでケアしてあげると
首のシワの改善に繋がりやすくなります。

①首全体に美容液やクリームをまんべんなく伸ばします。
 両手の指の腹でフェイスラインから鎖骨まで流すように交互に首全体を流していきます。

②今度は鎖骨上からアゴ下に向かって優しくマッサージをしていきましょう。

③左手で右の鎖骨の外側から内側に向かって撫でるような感じで3回リンパを
 流していきましょう。反対側も同様に行いましょう。

以上が首のリンパマッサージになります。マッサージと一緒に首のストレッチもすると首周りの
血行が良くなるので首や肩コリの解消とシワの改善効果になります。

では首のストレッチのやり方をご紹介します。椅子に座りながら気軽にできるので仕事の合間にもできるので首のストレッチだけでなくリフレッシュ効果アリです。

①椅子に座り背筋を真っ直ぐに伸ばしましょう。
 アゴを軽くひいて目線は斜め上を見ましょう。

②ゆっくりと頭を左側へ傾けていきます。
 このときに左手を外側からまわし頭の右側あたりへ添えて頭が左側へ傾くのをサポート
 しましょう。

 首のサイドがストレッチされていることを体感しましょう。

③右腕は真っ直ぐと鎖骨から下ろすようにして30秒ほどキープしましょう。
 反対側も同じように行って下さい。

このストレッチは仕事の合間などに簡単に取り組めることができるので凝り固まってきた首や肩のストレッチと気分のリフレッシュにもなるので普段から意識してやっておきたいメニューです。

まとめ

 

首のシワを改善する方法と予防策3選というテーマでいろいろな情報をご紹介してきましたが
いかがでしたか?いくら顔を丁寧にケアしていても首からデコルテにかけてのケアを怠っていると実年齢よりも老けて見えてしまうという落とし穴がありました。
それだけはオトナ世代の女性としては避けておきたいものです。
いつまでも美しくキレイな女性でいたい。というのは忘れたくありません。
首元を紫外線や乾燥から守り、いつまでも潤いのあるシワのない肌を目指しましょう。