「杖のポーズ」の効果とポーズ方法やり方│ヨガポーズ

杖のポーズにはどんな効果があるの?

ヨガの杖のポーズには猫背改善・姿勢を整える・体幹を鍛える・集中力を高める・精神安定・
骨盤を整える
といった効果があります。普段からパソコンやスマホなどを多く扱う方は自然と身体と頭が前傾姿勢をとりがちです。そうすると猫背になったり、首がストレートネックになることで肩が凝ってしまったりします。そして杖のポーズには精神を安定させる効果がありますから、
イライラしがちな人などにはとてもオススメのヨガポーズです。
ですが見た目よりも難しいポーズかもしれません。
簡単に取り組めるからこそ効果率の高い杖のポーズとも言えます。

杖のポーズの由来

杖のポーズはサンスクリット語で「ダンダ・アーサナ」と呼ばれています。
ダンダとは「杖」または「棒」を意味します。両手を杖のようにして身体を支えることから
杖のポーズと呼ばれるようになりました。姿勢の歪みに気づくことができたり骨盤周りの筋肉が
柔軟になる
と言われているので女性にとっては是非取り入れてほしいヨガポーズです。

やり方

気持ちを安定させたり、骨盤を整える効果がある杖のポーズのやり方をご紹介します。

①まず両足をまっすぐにして伸ばして座ります。
 両足は揃えておきましょう。

②足首は直角にしてつま先は天井に向けておきます。
 両腕は上半身に沿わせるようにして力を抜いておきましょう。
 軽く手のひらが床についておくくらいが目安です。

③骨盤を立てて座ることを意識しましょう。
 坐骨の前側で身体を支えるようにするイメージです。
 背筋を真っ直ぐに伸ばして骨盤を立てて座ります。

④肩の力を抜いてリラックスできたら視線を正面真っ直ぐに向けることができたら、
 その状態のまま深呼吸をしながら約1分キープしましょう。

注意

もし杖のポーズをキープしている時きつい場合は姿勢が歪んでいたり偏っている可能性があります。途中で呼吸を止めないよう気をつけましょう。

ワンポイントアドバイス

杖のポーズのポイントは、床に座る時に骨盤が後ろに傾いて座る人が多いということです。
最初のうちは鏡などで骨盤が真っ直ぐに立っているか、後傾していないか確認しながら行うと
いいでしょう。それでも難しいと感じる人は、クッションやブランケットなどを補助として使用すると骨盤を立てやすくなると思います。
腰に痛みがある人は痛みが引くまで行うのはやめましょう。
できるだけ肩の力を抜いてリラックスして取り組みましょう。

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